愛記システム概念設計:愛記の評価制度⑤ | 続・ティール組織 研究会のブログ

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先までは、"愛記"についての記載で、どのようにブロックチェーンSNSに組み込んで実装していけばよいのか、概念的なところからアプローチ方法を記載していった。大まかな概念としてはひとまず終えた。次は、ブロックチェーンの概念設計といえるところまで、基本設計書に着手できるようなところまで、概念を具体化していきたい。

”愛記”の評価制度⑤

そのソリューションに当方の”愛記”が該当するのかもしれない。いや、地域通貨の概念の1つのソリューションで終わるような話では無く世界経済を激変する仕組みかもしれない。未来はわからないが、”愛記”は生命体の魂レベルでのやりとりを記録するという壮大な仕組みであることには違いない。では、”愛記”の評価制度についてを詳しく記載していきたい。

・P/L,B/Sの月次決算評価

・各次元への貢献度

この2つが主な評価項目となる。2つとはいえ、この2つの詳細はかなり複雑なものではあるのだが。

各次元への貢献度について つづき

今回も、”各次元への貢献度”について、詳しく見ていくことにする。先に、次元を上昇させていく方法を記載した。では、各次元レベルでの役割経験とは何を評価すれば良いのだろうか?そのためにも、次元レベル6を捉えてみたらどうなるかをやってみよう。

やはり、日本の中心は自動車産業であろうか、自動車産業を脊髄に配置した。そして、政治を脳に配置した。顔にはエネルギー産業を配置した。あとは、躍進がすごい情報産業とコンテンツ産業を両足にした。ここは異論はないのではないか?もちろん、他の産業でも構わないので、各自でイメージするように配置してもらえればと思う。

 

問題は、これをどうやってリアルに自分のことのように感じるかということであろう。日本というと広すぎて自分のボディとして捉える事が難しいのである。もちろん”日本人”という捉え方で、日本人ならどう振る舞う?のような日本人アイデンティティを感じながら行動することは容易にできるのだが、その”日本”という生命体が傷ついたり、上手く機能していないと感じるようにならねば次元レベル6の”日本”を捉えたことにはならない。

 

もちろん、各部位の役割を担ってもらえるような各産業の方々と交流していき、その方々と親密になり、12人のキーマンと一緒に日本国を動かしていこう!とチームを結成(第6次元:日本国を動かしていこう会の結成)できれば言うことはない。こうなれば、日々交流したり、議論したり、投資したり、研究したりと、様々な活動を第6次元:日本国を動かしていこう会の予算で行っていくことになる。それならば、間違いなく、生命体を動かしている!という感覚になるだろう。

 

ここまで行かずとも、まだ自分一人であったとしても、第6次元:日本国という生命体をイメージして、そこに各部位である各産業を配置させ、自分は仮に右手の役割であれば、右手の役割として一人ででも活動し続ける!ということでも、立派に第6次元での活動をしていると言えるだろう。進化形として、12人の仲間と第6次元:日本国を動かしていこう会の結成ができれば良いということだ。

 

つまり、各次元の生命体をイメージすることになるので、役割が多層化することになる。それをブロックチェーンSNSの参入の最初に、初期設定として、自分の状態を設定してもらう必要がある。市町村に”愛記システム”に参加の申し込みをし、年間にどれほどの愛の行動をしてくれるのかの宣言をしてもらうことから始まる。しかも、その宣言は次元毎であり、各次元に複数の生命体を設定したい場合は最初にそのような申告をする。具体的には下記のようになる。

 

・氏名:石川太郎、在住:石川県加賀市、他はマイナンバーカードと紐付け

Total: 8000000愛貨を行動宣言

第10次元:太陽系(デフォルト)

第9次元:地球(デフォルト)

 第9次元:飲み水を守る会(記入した)における”脳の役割”で発足

第8次元:人類(デフォルト)における”腸の役割”で参画

第7次元:世界経済(デフォルト)

第6次元:日本国(デフォルト)における”脊髄の役割”で参画

 第6次元:日本国を動かしていこう会(記入した)における”右足の役割”で参画

第5次元:情報通信業(選択した)

 第5次元:石川県(選択した)

第4次元:情報サービス業(選択した)

 第4次元:加賀市(選択した)

 第4次元:(一社)石川県情報システム工業会(記入した)

第3次元:株式会社スマートバリュー(記入した)における”左足の役割”で参画

 第3次元:加賀市ブロックチェーン都市構想プロジェクト(記入した)

第2次元:技術営業部(記入した)

 第2次元:アプリ開発チーム(記入した)における”脳の役割”で発足

 第2次元:KYC認証チーム(記入した)における”顔の役割”で参画

第1次元:個人(デフォルト)

 

このように、各次元における”役割”を初期画面で設定することで、ようやくその生命体を選択して愛の行動ができるようになるのだ。上記の太字・下線になっている生命体のみが選択可能という具合だ。例えば、第8次元:人類という立場にて、自分は愛の行動を選択し、相手に受け取ってもらえたとしよう。

・借方(発信先):第8次元_人類_自分 、瞑想し無意識になる

→ 詳細内容を備考欄に記入。

 

・貸方(受信側):第8次元_人類_Oさん 、気持ちが楽になる

→ 背景等を備考欄に記入。

 

このような仕訳が成立する。もし、初期設定画面で各生命体の”役割”を設定していなければ、愛の行動をしようと思って次元を選択しようとしても、選択できないということになる。

・意識の使い方

このように幾つもの次元になってきたときに、複雑になりすぎて、イメージが追い付かないのである。それゆえ、順番に1つずつ下から上に次元を上げていく方法だと、次元レべル6や7まで来るともう訳が分からなくなる。それゆえ、順番に下から上にあげるのではなく、単純にその次元をリアルに捉えるだけでよい!のである。つまり、次元レベル6をいきなり捉え、自分が所属している”情報産業”は脊髄の役割をしている!その情報産業はしっかりと”日本”という生命体の中で、脊髄の役割を今も果たしているぞ!とリアルに感じることはできるであろう。

 

そう、まるで”自分”が”情報産業”の脊髄の役割を担っているかの如く考え脊髄の役割なので生命体を上手に支えねばならないし、生命体に傷がつけば、すぐに応急処置をせねばならないのである。そう、仮でも良いので、”脊髄”の役割を担っていると考えれば良いだけだ!よって、先に記載した通り、複数の役割を担うのだとイメージするだけで良いのだ。簡易的に次のように各”生命体”を”自分”に置き換えて説明する。

・次元レベル1 自分自身という役割

・次元レベル2 自分は”右足”の役割

・次元レべル3 自分は”腸”の役割

・次元レベル4 自分は”右手”の役割

・次元レベル5 自分は”顔”の役割

・次元レベル6 自分は”脊髄”の役割

・次元レベル7 自分は”膵臓”の役割

 

こうすることで、意識のチャンネルをカチャカチャ変えていくだけで、自分の役割が変わっていくという感覚をリアルに感じることができるのだ。7次元まで意識を高めることができる人は、おおよそ7つの役割を同時にこなすことができる人!ということだ。9次元まで意識を高めることができる人は、おおよそ9つの役割を同時にこなすことができる人!ということだ。だから、次元レベルを9次元、10次元にまで高めることができる人は、すごいのである!まるですべてが見えるかのごとく、複雑に絡み合う各生命体を見ているのである。そして、”ゆらぎ”の発足とは、自分もしくは他人が1つの生命体を起こすことを言う。”ゆらぎ”の行動とは、生命体を維持・成長させる行動のことを言う。

 

次元への貢献度は、”ゆらぎ”がいかに増幅されたか、を見ていく。なぜなら、仕訳入力は自己判断で行われ、相手科目もまた、自己判断で設定されるからだ。つまり、次元レベルを正しく認識しているかどうかは、自己判断なので、検証出来ないのだ。仮に上記の仕訳が、次元レベル9:地球という設定にされた場合、皆はあきらかに違うとわかり、増幅しないのである。だから、いかに増幅されたか?が重要なのである。この増幅のされ方を、各会社で評価のルールを設定して、評価してゆけば良いのである。評価のルールの一例をご紹介しよう。

上図の3行目に、今回の仕訳が入力されているとしよう。30人のチームにまで、増幅されている。つまり、トラック業界を衰退させてはいけない!という同士が集まり、体力がまだ余っている人が、率先してきつい依頼をこなしていくぞ!というチームとなっているとしよう。”ゆらぎ”増幅者数は30人だが、この内訳をみていくのである。

・社内12人

・社外18人

であったとすると、増幅している人が社外の人が多い!

・社内25人

・社外5人

であったとすると、増幅している人が社内の人が多い!

 

どっちが評価が高いか?それは、社外の人を多く巻き込んでいる方が評価が高いであろう。よって、社外の人の人数比率で評価をしていく!などの例が考えられる。他にもいろんな方法はあるだろうから、各社で設定してもらえればそれでよい。いずれにしても、すべて”ゆらぎ”は自己判断に基づく、自己申告制度なのだから。

 

では、自己判断にて、どの次元の、どの役割の、”ゆらぎ”であったのかを、個人が判断できているか?という評価になるだろう。つまり、”ゆらぎ”の仕訳入力を行う際、どの次元はどんな役割をしており、その下の次元はどんな役割をしており、というのを別途添付資料かWebページかSNSか、どこかに入れてもらうことで評価をする方法となる。添付資料に関しては、それぞれの次元をどのように捉えて、どのような役割があり、何が問題で、だからこそ自分は今、この”ゆらぎ”を起こしているのです!という理由づけの書類となるのであろう。下記に例を記す。

 

次元レベル8:”人類という生命体”のマネジメント

”人類”という生命体を意識が捉えているが、その生命体の問題点は、戦争が絶えないこと。これは宗教家・イルミナティなどの暴走が止まらないことに原因がある。止めるためには、1つ上の”地球”という生命体を機能させることが重要であり、そのためにも、”森”を生き返らせることが、最重要と考える。よって、次元レベル1の”自分”として、植林や森の手入れについて、活動していきたいと語る。

 

次元レベル7:”世界経済という生命体”のマネジメント

”世界”という生命体を意識が捉えているが、その生命体の問題点は、AIの出現で国家の単位が崩壊しそうということである。これは、仮想通貨の暴走が止まらないことに原因がある。止めるためには、各国が自立することである。今一度、金融に頼らない、インバウンドに頼らない、国づくりにまい進することが重要と考える。よって、次元レベル1の”自分”として、大量生産ではなく、受注生産のための工場ラインを構築するべく、プロジェクトを立ち上げたいと語る。

 

次元レベル6:”日本国という生命体”のマネジメント

”日本”という生命体を意識が捉えているが、その生命体の問題点は、世界の中での日本の競争力が激減していることである。これは巨大産業などの停滞に原因がある。止めるためには、日本というボディを構成している要素である産業構造を入れ替えていく必要がある。よって、次元レベル1の”自分”として、ドローン事業を立ち上げたいと語る。

 

次元レべル5:”産業という生命体”のマネジメント

”産業”という生命体を意識が捉えているが、その生命体の問題点は、そもそも商品(サービス)が良くない、商品(サービス)価値が伝わってない、お客様に信頼されていない、ことだ。これは従業員教育の仕方などに原因がある。止めるためには、今一度、研修内容を各社が見直し、人の価値を高めていくことが産業を生き返らせることとなる。よって、次元レベル1の”自分”として、研修事業を立ち上げたいと語る。

 

次元レベル4:”業界という生命体”のマネジメント

”業界”という生命体を意識が捉えているが、その生命体の問題点は、コスト競争に陥っていることだ。これは新たなニーズの開拓がしきれていないことに原因がある。止めるためには、今一度、新規営業を強化していくことが必要となる。よって、次元レベル1の”自分”として、情報共有のデータベースを作りたいと語る。

 

これらが添付資料の例である。どの次元のどの役割をどの要素が担っているか?そこにどんな問題があって、自分はどうしたいのか?ということを記載していくことになる。しかし、上記のような添付書類では、1つの愛の行動ごとに備考欄にコメントを記載し、添付書類を添付すれば良いので閲覧しやすいし、簡易的ではあるが、内容が伝わりにくい。添付書類1つで生命体の活動内容を伝えるのには無理がある。よって、補助的なツールとして、添付書類という機能を設けることを想定している。

 

メインの機能としては、やはりWebページだ。下記のような1つの生命体毎にFacebookグループやページのようなものを作っていき、そこでSNS機能もあるし、公開・非公開も選べるし、書類の添付などもできるので、重宝する。第7次元:世界経済という生命体は、こちらを参照

 

 

これらの添付資料やWebページやSNSを見て、各人がその”ゆらぎ”の行動を評価していくのである。評価項目は、次の5つである。

①次元レベルをきちんと捉えてるか

②次元レベルの役割をどう考えるか

③その下の次元から自分までの役割をどう捉えているか

④自分が行う行動が的を得ているか

⑤各次元にどれほど当事者意識をもって行動しようとしているか

 

これらの5つの評価項目を総合的に見ていき、評価を行うのである。評価は3か月もしくは6か月のスパンで行い、Aさんの全”ゆらぎ”をチェックしつつ、添付資料をチェックしつつ、それぞれの”ゆらぎ”がどう増幅されていったか、どう結果が出たか、などが評価されていく。これが”各次元レベルでの役割経験”という評価項目である。

 

 

いかがであろうか。この評価項目は、極めて重要であり、決して外すことはできない項目だ。評価の仕方も各社で工夫が必要だとは思うが、何をどう評価するのかは理解いただけると思う。添付資料のあり方は結構難しい。何をどう思い、どう当事者意識をもって行動しているのかを添付資料にてまとめるとなると、バラツキも出てきてしまうし、評価する力量も問われるであろう。しかし、あまり難しく考えず、結果を重視すれば良いだけだ。しっかりと当事者意識をもって、的を得た行動をしていれば、必ず”愛”は相手に届くのであり、多くの人が共感し、増幅してくれるのである!よって、”ゆらぎ”を維持するために行動を起こすが、その行動をするたびに増幅されるのか、されないのかによって、どんどん差はついていく。自然と結果は出るのだ!その結果を重視しつつ、添付資料を見ながら評価していけば、各次元レベルでの役割経験が評価できるのだ。この役割経験をきちんと評価できることが、組織を強くしていき、人を成長させていくことになるのだから、極めて重要なのだ!