『親離れ』は3回ある | 生後36ヶ月までに【生涯追いつけない差がつく】早教育プログラム

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こんにちは5児のエンジニアパパA5です。

 

今回は『親離れ』について話します。

 

一般的に親離れというと、

思春期を過ぎて、親の干渉をいやがって

プライべ―トな空間や時間を持ちたがることを指し、

その過程で個性を確立したり、

親元から離れて自立しようとする状況を指します。

 

しかし、上で言う親離れは『3回目』であり

その前に

もっと大事な親離れが2回あるのです。

 

【結論】

『親離れ』は3回ある

1回目は

36ヶ月で、自分でやりたくなった時、

2回目は

72ヶ月で、自分で出来るようになった時

3回目は、

思春期で、自分で独立したくなった時

 

【本文】

 

『オギャー!』

 

と産声を上げた瞬間から

赤ちゃんは100%親に依存しないと

生きていくことが出来ません。

 

食べることも、

排泄の処理も、

遊びやおもちゃも

着る服も

全て「親が主体」となって与え

これが36ヶ月まで続きます。

 

その時までに、

人間を人間たらしめている6つの機能

・全身運動

・手の運動

・口の運動(しゃべる)

・視覚

・聴覚

・触覚

つかさどる脳の構造が確立します。

 

余談ですが、脳の機能の確立は

36ヶ月で6つ全部がいきなり

するわけではなく、

インプットの量と質によって

ランダムに発生します。

 

良く知られた2~3才ごろの

『言葉の爆発期』は、口の運動機能が

十分に発達した時に発現します。

 

「言葉の爆発」はわかりやすいですが、

当然、他の5つの機能にも

爆発期があるので、よく観察していると

わかりますよ。

 

さて、本題に戻ります。

6つの機能が確立すると

「見よう見まねで出来る」ので、

自分でやりたがるようになります。

 

これが『第1親離れ』期です。

 

当然、

目的を果たすどころか、

壊したり、

ぐちゃぐちゃだったり、

散らかしまくりだったりして、

諫めても言う事を聞かず

時にイライラすることもありますが、

 

この、第一親離れ期を最高の状態で

迎えるには2つのポイントがあります。

 

1つは、

6つの機能に36ヶ月まで正しくインプットをすること。

これがされていると、

自分でやりだしたときに、指先の巧緻性や集中力が十分備わっているので

とても遊び兼トレーニングの効果が飛躍的に上がります。

 

もう一つは、

36ヶ月まで十分な絆の時間を持つ事。

これがされていると、

どれだけあばれても、どれだけわがままでも

成長の証として受け入れる事が出来るのです。

 

こちらの記事

【親子関係が3歳までに決まる理由】

でも書きましたが、

 

0-18才まで親子で過ごす時間

約1万2000時間のうち、

90%を3歳までに過ごすからです。

 

子供に十分なインプットを与え、

親子の強固な絆を育んだ状態で

第1親離れを迎えれば、

もう子育ては8割以上成功したと

行っても過言ではありません。

 

そして

自分でやりたがるけれど、

上手にできなかった事が、

72ヶ月ごろになると

一人で出来るようになります。

 

これが『第2親離れ』期です。

 

脳の成長で言うと

36ヶ月で脳の構造が確立し、

72ヶ月で脳の機能が確立します。

 

言い換えると

36ヶ月で、人間の脳が出来上がり

72ヶ月で、人間として機能し始めるのです。

 

36ヶ月では、とりあえず形だけはやれていたけど

目的を果たしていなかったことが

72ヶ月になると、実際に出来るようになります。

 

例えば、

ペンをもって文字を書いている動作が、

(書く内容はぐちゃぐちゃ)

ちゃんとした文字を書けるようになったり、

 

一文字ずつ読んでいた絵本が、

文章として読めるようになったりします。

 

またまた、余談ですが

小学校に上がる前に

【就学時健診】があります。そこでは、

基本動作

・歩く、跳ぶ、投げる、蹴る

視力、聴力

カードを見て発生と発音

質問に対する受け答え

などをチェックするのですが、

これらは72ヶ月で平均になっているかどうか

人間固有の6つの能力を

調べているのですよ。

 

また、本題に戻りますね

自分で思ったまま出来るようになるので

当然親とは遊ばなくなります。

 

友達と遊んだり、

ゲームをしたり、

自分でやりたいことができるのですが

基本的には親の庇護下、監視下において

出来る範囲でのやりたい放題です。

 

当然、

ゲームをいつまでもやるとか、

Youtubeをいつまでも見てしまったり

叱られ、注意されるまで

やりたい気持ちをセーブすることは

難しいです。

 

そして、

早い子は小学校低学年から、

程度に差はあれ、高学年になるまでには

多くの子が反抗期を迎えます。

 

ここで言う反抗期は

【親はわかってくれない】という

思春期のそれとは少し異なり、

 

【思い通りにならない】ことへの

苛立ちを指します。

 

この、第2親離れ期を最高の状態で

迎えるには、こちらの記事

知っておくべき【反抗期のメカニズム】

【反抗期を乗り越える絆ピラミッド】

を読んでおくとよいです。

 

カンタンに言えば、

・全ての子は必ず反抗期になる

・健康で幸せな幼少期を一緒に過ごし

・幸せな経験を重ねて絆を作る

 

と言う事です。

これにより絆が育まれてていると、

どれだけ進路についてぶつかっても、

どれだけ受験勉強で困難な状況になっても

 

親子の信頼関係の土台が築けているので

必ず乗り越えられるのです。

 

この2つの親離れを成功させていれば、

 

実は3回目の親離れは

「実感がありません」

 

驚くほど自然に

一個人として、親と対等に意見を交換し

社会人として振舞います。

 

まるで、丁寧に折った

紙飛行機の様に

ごく自然な後押しで「スッ」と

社会の風に乗り、滑る様に

飛び立っていきます。

 

その日の為に、

生まれた瞬間から、いつか飛び立つ日を夢見て

ひと折り、ひと折り丁寧に心を込めいくことが

子育てなのだと思います。

 

時には、

ぐしゃぐしゃに丸めたい時もあるでしょう

破りたい時もあるかもしれません。

 

ぐしゃぐしゃにシワがはいった飛行機は

その後綺麗に折っても、滑らかに跳びません。

そうならないように、

親は、

【第一親離れ】

【第二親離れ】を大切に考えないといけないのです。

 

【結論】

『親離れ』は3回ある

1回目は

36ヶ月で、自分でやりたくなった時、

2回目は

72ヶ月で、自分で出来るようになった時

3回目は、

思春期で、自分で独立したくなった時