こんにちは5児のエンジニアパパA5です。
【ママ友が不要である4つの理由】
①初産の同期ママはおなじく「子育て素人」である。
②素人ママの情報は、必ず「主観」が入っている。
③ママ友アドバイスの真実は「自分を納得させたいだけ」である。
④そもそも他人の子を思って「本気でアドバイスする人はいない」。
これまでの記事で
理由の①~③について話しました。
今回は完結編です。
④そもそも「他人の子」を思って
本気でアドバイスする人はいない。。。
これは、私が何度も直面した子育ての闇・・・です。
あまりに直球すぎる表現ですし、
あまり、こういった形で言うべきではないのかもしれませんが、
ここにまさに子育てにおける『人間関係の闇』を実感しましたので、
これから希望をもって子育てを始める
「新米ママ・パパ」さんの免疫になればと思って、
あえて書きますね。
これまで、子どもの教育方針を決めるときに、
「自分で調べて信じた方法を選ぶべき」と言ってきましたが、
それでも誰かの意見を聞きたいときがありますよね。
その時は、覚えておいてください。。。
人の子に本気でアドバイスする人は、、、
『いない』ということを。
たとえば、
私は学力の面で一般的に平均、
もしくはそれ以下のお子さんを持つママから、
学習習慣のアドバイスをもらったことはありません。
ともすると、
「のびのび育てればいいのよ」
発言の裏に二の舞にさせようという
意図すらうかがえることもあったりしました。
(私の勘違いかもしれませんが・・・)
そして、
子どもの学力が同等レベルのママと、
互いに情報交換や・アドバイスをしあうことは
ただの一度もありませんでした。
下手すると、学習環境、方法と成果の探り合いだけです。
我が家の有効な方法は教えないけれど、
アナタの有効な方法は探りたい、
とまるでスパイ大作戦の様相です(笑)。
一番驚いたのは、うちの子の勉強方法について、
下の子に「おねえちゃんは何をやっているの?」と
探ってくるお母さんもみえるほどでした。
これは学年が進むほどこの傾向があります。
③でもふれましたが、
みなさん「自分のやってきた教育方針が正しい」と、
信じている、信じたいので、
それを他のママに話して
違っていた場合にどう思われるか、
そして、そっちの方が良さそうに見えたら
不安になってしまうんですね。
また、成績優秀で進学校に進んだお子さんのママさんに、
アドバイスを聞くチャンスがあっても、
「良い情報教えてくれるけれど、
その使い方は個人差・家庭の環境の違いがある」ので、
結局ちゃんとしたルールとカリキュラムでやらないと、身に付きません。
例えるなら「株の情報」みたいなものですね。
『値上がりする株』を教えてくれるけれど、
それをいつ買うか、どれくらいの量買うか、
いつ売るかまでは教えてくれないのです。
そして、もちろんその成功ママは
そこまでフォローしてくれません。
だって、しょせん
『しょせん他人(ひと)の子』なんですから。
というよりもむしろ、
その成功ママだって
カリキュラムのフォローまではやりようがないです。
だって、そもそも
家庭環境が違いますし、
親の教育信念が違いますし、
子どもの個人差もあります。
あなたがもし逆の立場だったら、
アドバイスを求めてきたママに
「素晴らしい情報」をあげることに抵抗はなくても、
その人が出来たかどうか、続けているか、困っていないか?まで、
定期的に声掛けしてあげることができるか、考えてみてください。
きっと、「お金をもらっても気が進まない」
のではないでしょうか?
以上のことから、
『価値観の合うママ友以外との交流は
(教育方針の決定において)メリットがない』
ことがわがっていただけたと思います。
では、その価値観の合うママ友はどこで出会えるのでしょうか?
それは「コミュニティ」です。
「次世代で子どもが活躍するために
今の教育だけでは不十分であるという信念」をもった、
親さんたちだけのコミュニティの場においてのみ、
情報交換と、教育の機会損失をしないための相互フォローが出来るのです。
ある意味『運命共同体』くらいの意識ですね。
中途半端な情報交換グループを作って、
自分が高い教育意識を持っていることをママ友にアピールすると、
寄ってくるのはたいてい「情報クレクレママ」だけです。
「情報クレクレ」ママは我が子に有益な情報に対しては、
非常に貪欲で積極的なのですが、
言い換えれば『我が子さえよければいい』という面が非常に強く、
一度グループに入れてしまうと、
善意のギブアンドテイクで成り立っている人間関係は必ず崩れます。
また、コミュニティを作るにあたって、
「参加しませんか~?」といった
一般応募はおすすめしません。
なぜなら保育園、幼稚園の保護者会では
子育て価値観に関して『玉石混交』なので、
相互にメリットを与えられる良質のメンバーは
絶対に見つかりません。
「たまたまママ友」ですからね。
むしろ、
『意識の高い親さんほど、目立たないようにしています』
ただし、
各自が意思をもって選んだコミュニティの親御さんなら、
意思が通ずる可能性があります。
たとえば、
・塾の保護者会(同じ塾なら価値観が近い)
・習い事(公文、そろばん、学研・・・)
など、考えの近いほかのパパママと出会えることもあるでしょう。
しかし、
我が子を次世代で活躍するニュータイプにするための
育成タイミングという観点では、
習い事や塾を考えるレベルの年齢から
そういったコミュニティに所属するのは、
遅すぎると思います。
ずばり理想は『0歳から』です。
遅くとも『3歳』までには、
次世代に必要な学習を意識して教育方針を決めて、
同じ価値感をもつパパママとのコミュニティに所属することで、
お互いに『運命共同体』として、
良い情報交換と、良い影響そして、
未来を信じて励まし合って『信じた教育』を続けていけるのです。
【結論】
ママ友は基本的に、
「他人の子」を思って本気でアドバイスする人はいない と割り切り、
自分で未来に対する仮説をたて、教育方針を決めて、
信念に基づいた教育をすればいいのです。
『真のママ友グループ』は、
お互いに良い情報交換と、良い影響を与えることができる、
確固たる意志をもった運命共同体に近いメンバーで
作るコミュニティだけです。
「ママ友」について考えるときに
参考にしていただければ幸いです。
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【ママ友不要説~真実と闇~】シリーズ