リブログ記事着方を見るならイラストがいい感じ。
初イベントの「浴衣であそぼ」の会、参加者2名様になりました~。(*^_^*)1人でも2人でも3人でも・・・今年の夏からきものでゆるっと遊ぶ体験を始める人が増えてくれたら、とっても心躍る!!人数少なそうだから夏着物の練習もしちゃおう。今度の木曜日8月8日開催なので、ふと心動いた方は以下のリブログをちょろっと見てみてくださいね。【 着物de陶芸しちゃう陶芸家・徳丸鏡子と浴衣であそぼ。 】日時 8月8日 木曜日 1時30分~4時30分 (1時より開場してます)会費 3500円 (中高大学生さん2000円に学割します。小学生以下ご同伴OK・でも自分で遊んでね)お申し込みは karinkorin55@gmail.comへメールにてどうぞ。 詳細は以下の記事でどうぞ 着物を独学で着始めた頃、今から26,7年くらい前の話です。「前世紀」だったし、平成が始まったばっかりのころでしたからインターネットは全然普及しておらず、頼りになるのは本でした。図書館で着物の自装の本を片っ端から借りてみたけれど、使い良かったのはモデルさんが着るところを写真で細かく追ったものより、なぜかイラストで図解されたものでした。たぶん写真だとすべてが写ってしまうので勘所が解るようでわからないのです。その点、イラスト図解になっているものは情報の中でどこが伝わらなければならないのかをイラストレーターさんが自分の頭で整理して伝わるように線や形の要らないものは省いて明快な図にしてくれているので、それのが解るのです。当時私が一番よく参考にしたのは普段着物の本のはしりのはしり、大橋歩さんの「どきどき着物」の大橋さんのイラストによる着方の説明。 どきどき着物 Amazon こーんなイラスト。このように非常にあっさりしていますが、これがいいのです。丁寧に白黒写真で着方を1コマ1コマ追ったものを参考にすると、昔の「着付け教室」全盛の時期の説明なので細かい指示があまりにも多くて頭がごちゃごちゃになってしまう。その「細かいところ」はサバッと着物をまず一通り着られるようになってからでないとその意味も役目も解らないので、本当は単純で簡単なものをむやみと入り組んだ迷路にしてしまいます。その迷路になった頭を整理するには、このくらい単純に流れが書いてあるだけの方がよく解るのです。私は動画の全盛期の今でも、帯の結び方などをネットで調べるときはイラストで紹介してあるものを選んで読むこともまだ多いです。上記のような理由で私はそれのが「わかる」から。動画でよく解らない、という方は同じことをイラストで説明してくれているのを探してチェックするとすんなり手順が解るようになるかもしれませんね。「どきどき着物」は図書館で借りた後に結局自分で買って今でも山梨の本棚にあります。この頃(1989年初版)は着物の本というと「美しいキモノ」とか「ミセス」の別冊とか歌舞伎役者の奥様が書き下ろした劇場に行って挨拶する人の「普段着物」の本で、「どきどき着物」にあるようなこんな感じの本当の「ふだんの着物」の情報が一番乏しかったころです。こんな本当の普段着や気楽な防寒のストールそれぞれの個性が際立つ「着物」という衣服の不思議さっぱりとした夏の着物こんな「日常生活の中の着物」を見せてくれる本がなかなかありませんでした。この「どきどき着物」のほかに、ちょっと年代はあとですが きくちいま さんの一冊目の「普段着物」の本も簡単で単純なイラストで着方や帯の結び方が紹介されていてよく見てました。これかな?? 着物がくれるとびきりの毎日 1,404円 Amazon 懐かしいなあ。「七緒」も「KIMONO姫」もなくて「ふだん着物」という言葉が新しかった時代です。当時は母が私にどなった「着物なんか、やたらと着るもんじゃない!」という言葉が端的に示すように着物と日常生活が一番離れていた時代だったのかもしれない。着物が日常生活の御年輩の方がまだたくさん目につく時代だったから、気がついていなかったけれど。・・・・・ところで私にそうどなった母は私が着物を見様見真似で着はじめたら な ぜ か 自分も着付け教室に通い始めて「着付け」を習い、和裁も習い直し、(母の年代の人は洋裁和裁は花嫁修業で若いころに一度はちゃんと習得してきています) 着付け教師の免状を取って 本業の定年後は着付け教師として人に教えたりまでするようになったんですよ。なんで私どなられたんだろう。今でも全然わからない。 人生は謎に満ちているわね。