不登校・ひきこもり解決：子どもの“心を癒す４つの対処法”と“”心を元気にする2つのメッセージ“

(一部添削、再掲)

おはようございます。

学校に行けなくなっているお子さんは

“学校に行くのが恐いトラウマ”

を心の奥にもっている。そのため、

自分では学校に行きたいと思っても、

どうしても心と体がついていかない、

と書いてきましたね。

ポチッと→「不登校・ひきこもり解決：　“学校に行けないトラウマ”、お子さんの辛さと悲しみを消す魔法とは？」

そして、“学校に行くのが恐いトラウマ”は、

学校で、勉強や部活で、

あるいは先生や部活の顧問との間で、

またはクラスメートや友だちとの間で

何か辛くて悲しいできごとが

重なってできたもの、とも書きました。

そのトラウマがあるから

お子さんは学校に行けないでいますから、

そのトラウマを消すことができれば

お子さんは学校に行けるわけですね。

それでは、そのトラウマを消すためには、

どのような方法があるかと言いますと、

それがお子さんの“心を癒す４つの対処法”である

と書いてきました。

次の4つですね。

１．お母さんが、お子さんに「学校に行かないでいいよ」と宣言してあげる

２．お子さんがゲームに没頭したり、部屋を散らかしたりなど、家で気になることをしても、“見ない”、“言わない”でおき、いつも笑顔で接する

３．いつも子どもの心に共感し、スキンシップをする

４．子どもの要求（欲求）を100%聞いてあげるようにする

この４つの対処法は

トラウマを根底から消し去る

大変効果的なノウハウですので、

毎日実践しますと、時間とともに、

お子さんの心にゆとりが出てきます。

お子さんの心にゆとりが生じてくる

ということは、毎日張りつめていた

お子さんの心が弛緩し、すこしずつ元気が

もどってきているということですね。

やがてお子さんの元気は復活します。

そして以前と同じように子どもの本能が復活し、

生長したい、学びたい、知りたい、

友だちと遊びたい、外に行きたい、

学校に行きたい…などという、

本来の子どもらしい願望をまた持つことになります。

そうなりますと、

最初は登校するに躊躇していても、

やがて子どもは学校になんなく

登校できるようになるわけです。

この４つの対処法を実践することによって、

時間がたてば、間違いなく

お子さんは元気を取りもどします。

でも問題は、

“いつその元気が戻ってくるのか”

というところにあるのかも知れませんね。

なにしろ、４つの対処法を

実践されるのはお母さんですが、

ある意味“子ども任せ”の対処法で、

お子さんの反応をじっと待つしかない

ようなイメージがあるわけですからね。

よく考えてみれば長い人生ですから、

客観的に見れば、

お子さんが学校にいけない間の

半年や１年、あるいは2，3年は

本当は大したことではないかもしれません。

でも、学校に行けないお子さんを

毎日みるお父さんやお母さん、

兄弟姉妹のお気持ちを考えると、

いつまでもただじっと待ってはいられない訳ですね。

それに我が国の学校制度も

社会的な常識も、杓子定規であり、

まったく融通のきかない、

硬直したものである、という実情も

お父さんお母さんの焦りを煽りますね。

日本の学校制度は、

1年学校を休んだり、

高校や大学で留年したり、

浪人して大学に入ったり、

大学を卒業してもすぐに就職できないで

“旧卒”になっている場合などは、

大変厳しい視線にさらされます。

そういうわけで、

お子さんが不登校になったら、

“一日でも早く学校に行かせなければ、この子の将来が心配だ”

とお母さんが思われるのは

とっても自然なことなんですね。

また、親の心情としても、

他の子どもたちが元気に学校に通い、

楽しそうに公園や街で遊んでいるのを見ると、

学校に行けないわが子が

不憫でなりませんよね。

そこでご提案したいのが、

上記に書きましたお子さんの

“心を癒す４つの対処法”に、

お子さんの“心を元気にする２つのメッセージ”

を加味することです。

“心を癒す４つの対処法”は、

文字通り、深く傷ついているお子さんの

心を癒してトラウマを消すための

“お薬”みたいなものですね。

これに対し、お子さんの

“心を元気にする２つのメッセージ”は、

これも文字通り、癒されつつある

お子さんの心を元気にするための

“ビタミン剤”みたいなものです。

お子さんの“心を癒すお薬”と

“心を元気にするビタミン剤”。

この二つが揃えば、それこそ無敵ですね（笑）。

そう思いませんか？

“心を癒すお薬”と“心を元気にするビタミン剤”の

２つを上手に組み合わせることにより、

お子さんの心が癒されるのを

じっと待つだけではなく、ほとんどの場合、

お子さんの心を速やかに元気にすることができる

と、経験上、私は知っています。

“心を元気にするビタミン剤”

がどのようなものであって、

どのように活用するかについて書きますと

けっこう長くなりますので、

別な機会にゆずりたいと思います。

ただ、この“心を元気にするビタミン剤”、、

長年の経験と結果から、

まちがいなく効果的だと断言できます。

そのため、私たちの行うカウンセリングでも

いつもクライアント（お母さん）さんに

提案してきていますし、

簡単なものなので、喜ばれます。

今の段階では、

不登校・ひきこもりを解消するためには

一つの方法だけではない、

色々な有効な方法がありますよ、

とお母さんにご理解いただければ嬉しいですね。

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