(続き)





内装見直しの中で、いくつも削っていったものがありましたが、





例えば、その中にはTVモニターというのがありました。





メインでない方の部屋に取り付けて、DVD機器やパソコンなどとつなげて、関連する動画や、画像のスライドショーだとか、あるいは、インターネットからも必要な画像や動画などを流したりというのを考えたのでした。





ところが、このTVモニターという表現が、どうも年齢のいっている予算権限を持つ親には、TVモニター、イコール、TV番組を見るためのものとしか浮かんでこないようで、





いきなり「TVなんかいらないよ・・・」という話になってしまったのでした。





説明しても、なかなか通じないのです(苦笑)。





"ギャラリーが、、、"と私が言うと、「見本市みたいなのをやるんだろう?」 と言われ、





全くの見当違いとは言えないかもしれませんが、私のイメージとはかなりかけ離れてしまう呼び方に、お互いの頭に描かれているものが全く違っているようで、その中で、伝えて納得してもらうのはかなり大変さを極めました。





で、そのやり取りで、あれも必要ない、これも駄目、、、そして、予算は×××ぐらいまでだ、と、それまでの話の流れからすると、私にとってはあまりにも突然に衝撃的な数字を言われたような状況下になってしまい、頭が真っ白になり、途方にくれてしまったのでした。





そして、またゼロから考え直して、最小限必要なものというところから考え始めたのですが、





ここまでにいくつかの記事で書いたように、あるひらめきから、逆に、当たり障りのない普通の展示というところから徐々に脱皮していく発想が与えられてきたのですが、





スチールネットの間仕切り、光・照明、布、四角い木製の材料、と徐々に形が見えてくる中で、





この白い布を壁一面に張れば、スクリーンになるんじゃない、、、とピンと浮かんできたのでした。





そうだ、プロジェクターを使って、壁一面をスクリーンにして映像を流すこともできるようにしよう、、、





以前、友人からプロジェクターを借りて、ある部屋の壁一面に大写しにして、映画「タイタニック」を見たのを思い出しました。もちろん映画館にはかないませんが、それでも、TVとかよりもとてつもない迫力を味わった記憶がしっかりと残っています。





そこで、宇宙や空や海などといった大自然や、その他、美しい映像をその状況に合わせて大迫力で流そう、そう思いました。





初めに考えていたTVモニターは、今では一般の家庭に普通に置いてあるぐらいの大きさのものでした。





それでも、壁に取り付けることを考えてもいたので、そこそこのコストになってたのですが、このプロジェクターの案だと、もちろん、プロジェクターも画質や性能でピンからキリまであるでしょうが、そんなに大きな部屋というわけではないので、当初よりかなり、低予算で、しかも、最初のTVモニター案よりもずっと大迫力で、また、必要に応じて、場所も簡単に移動させて使えるので、初めの案が却下されたのが逆に功を奏した感じです。





白い布の発想が出てこなかったら、この案にまで展開していなかった気もしますが、これらの案は、少しずつですが、最初の案が却下されて、その後ふっきれてから、4、5日ほどの間に、ある種、芋づる式のように発展的に浮かんでくるのでした。





この大スクリーンを活用することで、とてもそんな小さな空間とは思えないほどの臨場感をも伝えることができればと思っています。





昨今、一般の家庭でも大型のTVとかで迫力ある映像を日常的に見ているわけですから、やはり、それらを越えるものを提供できなければならないですよね。





遠くからわざわざ足を運んで下さるような方がもしおられたとしても、「来て本当に良かった!」と感動、感激してもらえる場にしなければと思うのです。





そしてさらに、サプライズ(?)が、





(続く)








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こだわりからの新たな発案(詩と見えない力と未来と(11))














~苦境真っ只中の人、

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  夢に向かう人、

  闘う人、

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