なごやんのSWL日記(37)インターバルシグナルが聞かれない | (新)なごやん

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名古屋からJリーグ アルビレックス新潟に熱い思いを送ります。旺盛な好奇心そのままに、アルビネタに留まらず、鉄道、芸術、SWL(短波・海外放送受信)、昆虫、等々、思いつくまま書いていきます。
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 英国放送協会(BBC)の国際放送、ワールドサービスの話です。

 BBCワールドサービスの放送開始前に「ここだよ」と送信されるインターバルシグナル(IS)にはかつていくつかの曲が使われていたことは以前書いた通りです。

 ただ、最近ではBBCのISがだんだん削減され、セント・メァリー教会のボウ・ベル(Bow bells)を私が聴いたのは昨年9月9日ワールドサービス(オマーン中継)が最後です。

 下図の「BBC」のチャイムは少なくとも日本標準時23時のダリー語放送前に流されていました。これも私の記録(オーディオファイル)によれば、今年の3月11日には録音されていますが、4月27日には敢えて「No IS」とメモされています。この間にダリー語放送を放送開始時に聴いた記録がないので、いつからなくなったのかわかりませんが、とにかく今はありません。

 使用言語によってはISが残されているのかもしれませんが、私は確認していません。

IS:B-B-C

 

 今使われている多くの受信機(ラジオ)は周波数がデジタル表示されているので、周波数を合わせておけばISがあろうとなかろうと、その周波数の放送を聴くことができるのですが、私のように50年以上前のアナログ受信機で聴こうとするとISはほぼ必須です。

 

 今でも多くの宗教放送局は放送開始前にISを流しますし、ラジオ・ニュージーランド国際放送(RNZI)では時間によって周波数が変更される時、その前1~2分間はコリマコ(ベルバード)の囀りが聞かれるのですが、実際にはISなしでいきなり放送を始める局が増えています。

 

 BBCのIS消滅(?)が保守党政権による嫌がらせリストラの影響を受けているのかどうかわかりませんし、7月に行われる総選挙で予想通り労働党が勝利しても、BBCが従前どおりに回復するかどうかは不明です。

 

 放送界から消えゆくISというところでしょうか。

 残念です。

 

 ちなみに、NHKの海外放送では、今もなお「かぞえうた」のISが流されますし、国内のラジオ第2放送でも5時53分(日本標準時)から伝統的なISを聴くことができます。

 

これまでのSWL日記/BCL史はこちらをご覧ください。

 

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