ピンチの貴方を狙い打ち!ボッタクリ店の常套手段 | 鍵屋情報ナビ

鍵屋情報ナビ

鍵や水道・害虫やパソコンのトラブルはいつも突然です!突然のトラブルにもかかわらず、解決は至急を要するものばかりです。そんな冷静さを失う状態を悪質業者は狙っています。一人でも多くの人がぼったくり被害に合わないようにするため、拡散希望でブログを立ち上げました。

今回は、国民生活センターへ掲載の「鍵開けを依頼したら想定外の作業をされた!」の記事をもとに、どうすれば未然に防ぐことが出来るのか、知識武装をしていきたいと思います。

 

トラブル時にはまずは落ち着こう

業者なんてどこも同じと思わないように

 

 基本対策▶手口を理解しよう

手口を見極めることにより、ボッタクリの遭遇率を抑えることが出来ます。
 
身近な消費者トラブルQ&A
 
今回のトラブルは、電話での『5,800円から』という『~円から』の表現が原因でトラブルに発展しています!どこの鍵屋さんも使っている『~円から』という表現、どうしてこんなに分かりにくい言葉をつかうのでしょうか?その使い方は正常なのか、それともこれからぼったくり予定なのか・・秘められた謎を紐解いていきましょう!
 
価格が曖昧だと、納得出来ない
 

鍵屋さんの場合、固有の商品販売ではなくサービス(技術提供)提供になるため、料金は全国一律7,000円といったような統一価格は存在しません。そのため各社で金額設定をするのですが、いざ鍵を無くした時に、どんな鍵だったと聞いても、「普通の鍵」と答えられる方が大半だと思います。しかし、実際には「普通の鍵」というものは存在しません。鍵のメーカーや形状にも違いがあり、年代によっては廃盤になっているケースがあり、ゼロから加工し直さないと出来ないケースすらあります。そのため昔からの風習で、一番単純なケースを想定し、トラブル防止の観点から『~から』という表現を使っているとのことでした。

 

曖昧なのは鍵が特定出来ないから
 

例えば『5,800円から』という『~円から』の表現については、鍵が特定できない場合に起こります。特定出来ているのに「~円から」はありえません。正規な鍵屋さんであれば、現場で少しでもトラブルにならないようにするために、自分たちの作業実績・経験を最大限に活かしあらかじめ少しでも多くの情報を聞き出して正確な見積もりを出そうとするはずです。これには、お客様への見積もりの為以外に、車に搭載してある在庫の確認や、別の案件との作業予定時間の見込みなどを立てる必要があります。次のお客様はお待ち頂いているんです!現場での予定外のトラブル(在庫が無い・作業以外の料金トラブル・現場に本人が来ないなど)が一番困るんです!

 
見積もりに上限をつけて欲しい
 

正規の会社とぼったくり店の見極め方は、ここからが重要となります!

 

トラブルを防止するためのアドバイス

 

少しでも鍵を特定させるため、鍵屋さんからの問診には協力し、『~円から』と言われた場合には、必ず『過去の作業実績から上限はどのくらいですか?』と確認するようにしましょう。それでも全く的を得た回答が無い場合は、作業実績の少ない鍵屋で頼りにならないか、ぼったくりの可能性を秘めた業者となりますので、潔く別の鍵屋さんを探しましょう。

 

 

 まとめ

お電話の段階で鍵を特定出来るような業者を探して下さい。もちろん、お客様も何を聞いても、「分からない・分からない」ではどんな業者でも特定することが出来ないので、問診にご協力は必要です。その上で、出張費やその他手当など全部含めての見積もりを確認して下さい。『~円から』と言われた場合には、きちんと上限金額を聞いておきましょう。お客さまによっては相見積もりも取りたいと思いますが、その際は、『~円から』の下限金額だけで比較してはいけません。ぼったくり業者の下限金額はどこよりも安いです。

 

 

 おすすめの鍵屋

鍵屋を探す時の大原則は、「地元の鍵屋」です!全国共通ダイヤルのある鍵屋にかけても実際に来るのはそこから依頼を受けた「地元の鍵屋」です。無駄に仲介料が上乗せされるだけなのでメリットは全くありません。依頼する場合は、「お客様の地元の鍵屋」に直接連絡しましょう。

 

 

鍵屋探しは地元が一番

 

鍵屋クラシトキーは一つの大きな鍵屋ではなく、各都道府県の代表とも言える鍵のエキスパート集団が大きなグループを組んでいます。それぞれのエリアで適切な鍵屋さんが登録しています。※都道府県によっては、力のある鍵屋さんでも登録出来ていないケースもあります。

 

 

 ぼったくり業者は本当に悪質

「ボッタクリ業者 鍵」といった感じでインターネット検索されるかも知れませんが、正直あまり意味がありません。「ぼったくり業者」は壮大な広告費を持っており、「ぼったくり業者がボッタクリ業者に気をつけよう」と平気で記事を作っています。何が本当で何が嘘なのかが分からない世界です。「鍵 消費者センター」や「鍵 国民生活センター」などで検索されたほうが、事例付きで有益な情報にたどりつけると思います。例えば以下のような記事を見つけた場合は、少しでも被害を抑えるために拡散をお願いします。

 

消費者庁が注意喚起しています!

消費者庁は、「鍵のレンジャー」、「鍵のレスキュー」、「鍵の出張24時間センター」、「鍵の110番24時間」、「鍵のラッキーセブン」、「カギの24時間救急車」、「カギの110番」、「鍵の110番救急車」と称して行われる鍵の開錠・修理等に関する役務の取引に関する注意喚起を行いました。2022/02/25付け https://www.caa.go.jp/notice/entry/027673/

 

消費者安全法第38条第1項の規定に基づき、消費者被害の発生又は拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼びかけます。

 

 

あわせて読みたい