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読書で幸せをみつけましょう

『人生を面白くする 本物の教養』(出口 治明)の中で著者は

読書もスピードだけでは、たとえ一冊読破したとしても、自分の血肉となるものが少ないのではないでしょうか。

とのべています。

本の読み方はさまざまな方法が紹介されていたり、本もたくさん出ています。

その中で速読に関するものも多く見かけます。

著者のように自分の血肉としたい場合は、一般的にやはり速読は合わない気がします。

本を読む目的や、持って生まれた才能は人それぞれ違いますので、どの読み方が正解といった事はありませんが、自分に合った読み方を考えながら読んでゆきたいと思います。

 

 

『不条理な会社人生から自由になる方法 働き方2.0VS4.0』(橘 玲)
の中で著者は

日本の裁判所は、従業員の解雇についてはきわめて厳しい判断をして会社を罰しますが、その一方で、従業員が不当な異動や転勤を訴えてもほとんど却下されます。

と述べています。

解雇について調べた事がありますが、悲しいぐらい経営者に不利な法律となっていて経営者が気の毒に思えるぐらいの内容でした。

しかしその一方で、裁判所からほとんど却下される事案もあることを知り、知識なく事にあたるととても危険だと感じています。

今後の会社の対応として、なんらかの対応が必要となった時には、入手した知識を用い正面からではなく、側面から行われる事が増えてゆくのでしょう。

 

 

『話を聞かない男、地図が読めない女-男脳・女脳が「謎」を解く-』(アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ)の中で著者は

女の脳は左右の連絡が非常に良く、発話を担当する区域もはっきりしているおかげで、いくつもの話題を同時に、ときにはたったひとつの文章で語ることができる。

と述べています。

女性がテレビを見ながら、携帯をみている姿を見て、きっと今見ているテレビに興味がない為、携帯をみているのだと思っていましたが、そうではなく脳の左右の連携が非常によく、両方の情報を同時に得る事ができているのだと知り自分の勘違いだった事がわかりました。

そういった男女特性の違いを知ることができると、腑に落ちる事ができると思います。

男脳・女脳の違いを知ることは大切な事だと痛感しました。

 

 

『経営者になるためのノート』(柳井正)
の中で、著者は

私は、今も続けていますが、若い頃から三十年以上、毎日、本や業界誌を読んだり、いろいろな人に会って話を聞くことをやってきました。

と述べています。

情報収集のしかたとして、読書や人に会う事はとても重要です。
貯金や積立ニーサ等と一緒で情報集し情報を積立る事はとても大切です。
さらにその知識をアウトプットし知識を定着させてゆきましょう。

 

 

『スピリチュアルズ「わたし」の謎』(橘 玲)の中で著者は

うつ病や双極性障害(躁うつ病)、統合失調症のような精神疾患になると、遺伝率は70〜80%まで上がる。こうした症状は、環境を変えたくらいでは容易に変化しない。

と述べています。

パーソナリティ(個人の特性や性格)の遺伝率は平均すれば50%程度とされているそうですが、遺伝した内容によっては、遺伝率が70~80%まで上がるとすれば、何に対して取り組んでゆくかはとても大切なことです。

どんな仕事をするかや、資格試験等も、遺伝した内容によって努力したところでほぼ報われない事があるのであれば、見極めはとても重要です。

自分の特性はなかなか自分ではわからない事も多いのではないでしょうか?

読書による知識や、いろいろな人との話の中で、自分の特性の位置を感じとり、努力してゆく事柄を選別してゆきたいと思います。