『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 』(石角完爾)の中で著者は
私が思うに、裕福な人間ほど不満が多く幸福感が持てない人が多い気がする。日本は裕福なのに、先進国の中では「幸福感を感じる度合いが低い」というデータがある。つまり日本人は「自分が不幸だ」と思っている度合いが高いということだ。
と述べています。
この言葉を読んで、「あ、これは私のことじゃない」と思いました。でも、だからこそ深く刺さりました。
著者は、裕福な人ほど不満が多く幸福感を持てない人が多いと言います。そして日本は先進国の中で「幸福感が低い」というデータがある、と。
私は裕福ではありません。店舗経営をしていた時期に経営が悪化し、事業資金の返済のためにサラリーマンに復帰した経験があります。長い時間をかけて、やっと返済を終えたばかりです。
その経験の中で、自然と身についたことがあります。「ちょっとしたことでも、幸せだと感じる習慣」です。好きな本が読めること、美味しいものを食べられること、今日も健康でいられること――当たり前に見えることが、実はありがたいと感じられるようになりました。
著者が言う「裕福なのに幸せを感じられない人」とは逆側にいる私ですが、だからこそわかります。幸福感は、持っているものの量ではなく、感じ方の習慣なんだということを。
苦しい時期があったからこそ、今の「小さな幸せ」がよく見える。それは、お金では買えない財産だと思っています。



