『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(八木 龍平)の中で著者は
挫折知らずのエリートたちではなく、日本の神さまは「これでもか!」というくらい徹底的に挫折した存在。
だから、人の弱さ・痛みをいちばんわかっている存在。
あなたのことだってきっと理解してくれる。だから神様になっているのです。
と述べています。
本書の中で著者は、日本の神さまの特徴について興味深い視点を示しています。一般的に「神」と聞くと、完璧で失敗を知らない存在を思い浮かべがちですが、日本の神話に登場する神々は、必ずしもそうではありません。
むしろ、多くの神々は大きな挫折や苦難を経験した存在として描かれています。失敗や葛藤、試練を経たうえで神として祀られているケースが少なくないのです。
著者は、こうした背景があるからこそ、日本の神さまは人間の弱さや痛みを理解できる存在として受け止められてきたのではないかと述べています。
挫折を経験した存在だからこそ、人の苦しみや悩みに寄り添うことができるという考え方です。
神社に参拝するという行為も、単に願い事をするだけではなく、こうした「人の弱さを理解してくれる存在」と向き合う時間なのかもしれません。
本書では、日本の神さまに対する見方を少し違った角度から考えさせてくれる視点が示されています。




