『70代からの元気力』(和田秀樹)の中で著者は
30年間も鍛えられた肉食系の猛獣が、定年を境に「草食動物」の暮らしを送れば、「体の老化」が加速するのは間違いありません。そして、このことに危機感を抱いていない男性が、意外に多いのです。
と述べています。
この言葉を読んで、他人事とは思えませんでした。
私自身、今まさに「雇用継続が難しくなる年代」に差し掛かっています。今後どう働き続けるか、あるいは働き方をどう変えていくか。それを真剣に考えなければならないタイミングに来ています。
これまで複数の職種を経験し、店舗経営がうまくいかなかった時期も、サラリーマンに戻って長く返済を続けた時期も、なんとか乗り越えてきました。それでも動き続けてこられたのは、「継続すること」と「挑戦し続けること」を自分の武器にしてきたからだと思っています。
著者が言う「草食動物の暮らし」とは、刺激も動きもない、ただ時間が過ぎていく毎日のことではないかと感じます。定年や雇用の区切りを境に、そこへ流れ込んでしまう人が多いのは、「動くこと」が習慣ではなく、仕事に依存していたからかもしれません。
働き方が変わっても、挑戦を続ける姿勢だけは手放さない。この本はそのことを、あらためて強く意識させてくれました。




