書籍レビュー『 ドリルを売るには穴を売れ 』~ 改題したら、なぜそうなった!? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 読書 ( 毒書 ) をもって、毒を制する 』



ドリルを売るには穴を売れ / 佐藤 義典
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【 ~ 閲覧注意 ~ 】

この記事には、ネタバレ、及び、

ある特定のグループに対する、
批判的な内容も含まれています。

お読みになる場合は、あくまでも当ブログ運営者の、
個人的見解であるということを、ご理解の上、

自己責任で、お読み下さい。



それにしても─、



最近は、このような小説形式で解説したビジネス書が、
結構、出版されるようになった。



確かに─、



専門書のように、ひたすら解説を述べられるよりは、



主人公が試行錯誤を繰り返しながら、
行く手を阻む難題を、一歩づつ解決していく様は、



読む側からすれば痛快であり─、



「 さて、お次はどうするんだろう? 」



と先が気になること請け合いだ。



自身のセールスページで、ビジネス小説を書くつもりはないが、



表現手段としては、セールスページを制作する上でも、
大いに参考になると思われる。



ちなみに、この物語には続編があるらしい。



それについても、近いうちに目を通して、
また機会があれば、このブログでレビューを述べられたらと思う。



恐らく─、



また批判に満ちた言葉が並ぶことになるかも知れないが、
その点については、あらかじめここで謝罪しておく。



怖いもの見たさで、ご興味がおありなら、
また、ご訪問していただければ幸いである。



さて─、



最後に、タイトルについて一言…。
本書は現在、その改編版として─、



『 新人 OL、つぶれかけの会社をまかされる 』



なるタイトルに改題され、増版が続けられているようだ。



私は、その両方に目を通したわけではないのだが、
聞くところによれば、



若干、修正は加えられているものの、
内容的には、ほぼ同じであると言う。



しかし─、



私としては、曲がりなりにも、
社会人男性が行き帰りの通勤電車の中で読むには、



改編後のタイトルは、
少々、ためらわれる部分があったため…、



あえて、改編前の本書を購入した次第である。



こちらのタイトルの方が、
示唆に富む、粋なタイトルのようにも思えるが…、



マーケティングの観点から言えば、
改編後のタイトルの方が売り上げは増したのだろうか?



であるならば─、



私もまだ、マーケティングについては、
未熟者だと言わざるを得ない。



しかし─、



その市場の中には…、



そういった観点から敢えて改編前の本書を選んだ、
私のような読者がいたことも、また事実だ。



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