久々にたっぷり眠ってスッキリ! (*‘∀‘)ノ
すでに昨夜の女の子二人は発った後のようでした。
今日はのんびり散策するだけなので、ゆっくり身支度を整え朝食へ。
ビュッフェスタイルの朝食を中庭でいただきます。
ここで飼われているネコちゃん達も朝食タイムかな (´▽`*)
フランス人がオーナーだからか、何だかオシャレな宿です。
モロッコのリヤドとはまた違った雰囲気。
到着時は暗くてわからなかったけど、こんなに素敵なお庭。
どこかリゾート地にでも来たみたい。
そろそろ11時。
まずは明日のバスを確保しに、CTMバスターミナルへ行きます。
本当はマラケシュまで電車移動が良かったけど、運行停止ではしょうがない。
トラムに乗って中心地へ移動します。
自動改札機もあり近代的。モロッコの他の都市とは明らかに違いを感じます。
中心地でトラムを降り、賑やかな街中をバスターミナルへ15分ほど歩きました。
ビルや人々が集う広場などもあり「都会」を感じます。
モロッコの他のどの都市よりも近代的だけど、雑多な感じもありヨーロッパとはやはり違う。
昨日ほど人々の視線も気にならないです。
どの場所も最初は怖いけど、なんだかんだですぐ雰囲気に慣れます。
ただ車が行き交う大通りを信号ナシで渡るのは怖かった ((( ;゚Д゚)))アワワ
おばちゃんの後ろに勝手にくっついて渡ってました。
バスターミナルへ到着後、窓口へ行き明日のチケットがあるか確認すると
すんなり12時発が買えました。
電車が運行停止なら、もっとバスに流れてもおかしくないんだけどひとまず安心 (''Д'')ヨカッタ
ひょっとしたら、電車動き出したのかな。。。ま、いっか。
無事にチケットを入手出来たので、思う存分観光するとしましょう!
と言っても、カサブランカの見どころは「ハッサン2世モスク」ぐらいです。
さすがにそれだけでは寂しいので、他に何かないかなと
ネットを探したところ、面白そうな場所を見つけました!
ただちょっと治安が心配みたいな場所らしいけど、、、
旧市街方面へ向かいます。
他の都市は旧市街がメインの観光スポットだったけど、カサブランカではマイナースポット。
現地の人しかいない様なメディナ(市場)を通り抜け、目的地へひたすら歩きます。
めちゃくちゃカオスな雰囲気、ちょっと怖い。
途中であった謎の建物。何かのお店なのかな?
GoogleMapを頼りに、細い路地に入って行きます。
今思えば、すごい度胸だったかも。
ありましたよ! (*''▽'')
カラフルな街が現れました!
いくつもの細い路地に様々なペイントがされています。
普通の住宅街なので、観光客は一切いません。
見掛ける住民たちは、もちろんガン見してきます。
お邪魔させてもらってる立場なので「Hi~(*‘∀‘)ノ」と
笑顔で挨拶するとニコっと笑ってくれます。
や、やさしい!心が救われる~。
これ好き☆
全ての路地に描かれてるわけでは無いので、適当に歩いて
可愛い絵を見つけるのが楽しかったです。
30分ほど散策し、次へ移動します。
特に危険な事も無かったけど、奥まった場所にあり
あまり人けも無い所なので、一人で観光する際はくれぐれも気をつけてくださいね!
さて、お次は本命のハッサン2世モスクへ (・∀・)ノ
路地を出ると、すでにモスクが遠くに見えています。
わぁ~ (*‘∀‘)
モロッコ最大級のモスク。
近くで見ると、スケールの大きさと高潔感がすごい!
そして透き通るような青空が、白とグリーンのモスクの美しさを一層際立たせてます。
通常モスクにはイスラム教徒のみ入れますが、ハッサン2世モスクは
観光客もガイドツアーで入場が出来ます。
チケット売り場がよくわからなくて、そこら辺でくつろいでる現地の方達に
尋ねてみるも、みんなわからない。
そうか、地元の人は入場券なんか買わないもんね。
ひろーい広場。
チケット売り場は、モスクを背にして左側の建物沿いに進むとありました。
優雅な通路をテクテク。
事前に調べたガイドツアーの時間は14時だったので13:30頃に
到着してみたら窓口が閉まってました。
すると中から係員が出てきて、14:30に戻っておいで!と教えてくれました。
それなら、近くにあるカフェで休憩でもしよっと!
ハッサン2世モスクの近くなので、カフェには他の観光客もいて
私も安心して利用できました。
だってカフェの客は観光客以外みーーーんな男ばかりだから (;・∀・)
井戸端会議中のおじちゃん達。
時間になったのでチケット売り場へ戻ると、すでに他の観光客がたくさん。
15時からのチケットを購入し、モスクの扉が開くまでの残り時間
写真を撮りながら時間つぶし。
どこを撮っても絵になる美しい場所です。
雲ひとつない空。
こんな綺麗な空、今まで見た事ないかも (*''▽'')
さぁ15時、開場になりました!
ガイドツアーという事でしたが、開いた扉から入場した後は自由に一人で観てまわりました。
私は気づかなかったけど、どこかにガイドさんがいたのかな?
どっちにしろ英語ガイドだけどね (*´з`)
靴を入れる袋を渡されて、見学開始です。
外から観ても大きいけど、中は本当に広々としています。
広大な空間の中で繊細な技術が施されています。
すごい。。。しか言葉が出てこない (*゚д゚ノノホゲー
うっとりするシルエット。
モスクの地下へ行ってみると、噴水みたいなものがいくつもある場所へ。
後で調べると、ココは沐浴場らしいです。
まるでレースの様な細工です。
1時間もかからず見学終了。
ガイドが無く細かい事はわからないけど、ただ観るだけでも充分楽しめる場所でした (*‘∀‘)
地下にトイレがあったのですが、造りがまるで銭湯みたい。
管理人のおじいさんが使い方?を説明してくれて、終わった後は
丁寧に私の手まで洗ってくれて、わざわざティッシュで拭いてくれました。
あまりの至れりつくせりの対応にチップを渡そうとすると
そんなのいいんだよ、と笑顔で手にチュッとキス。
なんとジェントルマン爺ちゃん。
ありがとう、トイレの爺ちゃん!(☆´∀`)
モスクの周りは海です。
しばらく海で遊ぶ子供たちを眺めながら、ボーっとひと休み。
もう他に行く場所も無いしなぁ。。。
とりあえず、中心地まで40分ほどかけて歩いて戻りました。
夕飯どうしようかなぁと思った時、無性にマックが食べたくなり ∑(。・д・。)・・マック
場所を調べると、宿の近くにあるみたい。
モロッコのマックも興味あるしね!
そうと決まれば、トラムで宿近辺まで戻ります。
トラムの券売機でうまく買えずにいると、どこからかおばさんが現れ
私の掌からお金を取って代わりに買ってくれました。
サンキュー!とお礼を言うと、お釣りもらっていいよね?と言われ思わず頷いたんだけど
後から考えると、お釣りがたくさん出る硬貨で買われた気がする。。。。
女性だからと油断してしまいました ( ̄∇ ̄|||)
気を取り直し、マックを目指します。
ところが、トラムを降りてからがまぁ遠い (´д` ;)
何度も言いますが、モロッコって地図で見ると大した距離じゃないのに
実際歩くと遠いのよ!!
歩道もろくになかったり、バス停の前通ったら変なおじさんに大声だされたり(しかも往復)
こんな思いしてまでマック行く必要ある!?と何度も自問しながら
なんとか到着したモロッコのマック。
普通に郊外にあるようなマックでした。
購入したあと、同じ道を歩いて帰りたくなくてタクシー拾おうと決意したけど
結局タクシー通らず宿まで歩くという。。。今日もハンパ無い徒歩量です。
宿の素敵なお庭でいただきます!
往復60分歩いて、苦労の末手に入れたマックのお味は。。。なんとも普通 (;・∀・)
何バーガーを頼んだのか、もう忘れてしまいましたがこの子と一緒に頂きました (´-`*)
くれニャ。
ネコちゃんと遊んでいると、オランダ人メンズが笑顔でやってきました。
日本で少し仕事をしていたと言う彼と、ぎこちない会話をしてましたが
私がどうにもトンチンカンの返事をしていて微妙な空気に。
逃げるように部屋に戻ります ε=( ´Д`)ノ スマネー
明日はいよいよ、最後の移動です。
色々感慨深い気持ちで、ドミトリーで過ごす最後の夜でした。
夜中にふと目が覚めて、トイレに行こうとベッドのカーテンを開けた時!!
(|||゚Д゚)ヒッ!
薄暗い床を歩いてるアレが見えたのでした。
そりゃもう怖いのなんのって。
モロッコだからそりゃいるでしょうよ。今まで部屋で見かけなかった事が不思議なくらい。
結局その後、アレがベッドに上ってくるのでは無いかと生きた心地がしなく
怖くて全然眠れませんでした。
あー、知らぬが仏ってやつですな。。。