はじめに
これまで犯罪の発生率はたとえ社会が進歩しても大きな変動はなく、今でも悲惨な事件、事故は絶えません。これは人間の精神的な部分での脆弱さによるものや、社会的、経済的な問題など多くの複合要因がありますが、初めにあげた、人間の精神的な部分にスポットを当てたこのsystemは、多くの問題をはらみながらも進めていく価値があるものです。それはグローバル化した社会の中でもはや必然で、その過渡期にこのプランは一石を投じるものとなるでしょう。
概要
・特に子供や女性、高齢者など、犯罪や事故に巻き込まれないでほしい
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・街角や施設で防犯カメラをつけたら治安が良くなった実績がある
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・街中に防犯カメラがついていたらいいのに
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・税金が暴騰しそう
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・ならみんなが防犯カメラ持って歩く?
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・そんなお金はないし重いし、個人情報とかもある無理でしょう。
それに実際そんな人がいたらなんだか気持ち悪い
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・そこでSEE system。これはウエラブル端末等デバイスなどを身に着け「カメラ動いてるよー」と他人に認識してもらい、各国の法令順守した携帯のアプリが勝手に処理していきます。
今は見慣れませんが、このプランを公に広報することで、町内会のみまもり、防犯役員みたいな人たちが信念を持って使い始め、顧客の安全確保などの観点からコンビニから大手複合施設のスタッフ、公共機関、企業に浸透すれば、その先には子供、女性、高齢者などが身の安全のためにつけてるのが当たり前になるでしょう
・結果、メディア界の人たちのように常に人に見られている意識を持って、身のふるまいに気を付ける人がふえ、また、防犯カメラのように犯罪抑止、危険回避などに効果がえられます
※個人データの個人情報は公的機関に沿った企業に委託。保有個人データについてはそこが管理。匿名加工情報、統計情報になるプロセスは法令にのっとったタイミングとなる
情報の活用概要
個人個人から集められた情報から、犯罪や、危険回避に関する情報を必要とした公的機関などが情報請求をし、提供。それらからこれまで時間がかかっていた事案や、解決しなかった事案などが解決することに対してのコストの節減分を、報奨金や、情報提供料など対価としてうけとれるようにします。
また、アプリなどから得られるの広告料、販売マージンなども、情報を提供した個人個人に還元していきます。
つまりみんながwin-winとなるsystemです
課題
やはりプライバシー侵害、名誉棄損など、また各国の法令なども一括処理という訳にはいきません。もちろん、写真や映像などを絶対撮られたくない、宗教や、思想によってできないなど、さまざまな問題が起きるでしょう。
ですが、すでに既存の防犯カメラや個人メディアの映像、ドライブレコーダーやネットワークカメラなどが稼働、情報収取しており、SEE systemでの個人のデータ取得目的や、データの第三者提供への本人同意が発生しない個人データ類に属する扱いでの運用は、全くの強風にて進むことが不可能であるというものではありません。
最大の課題は、現在の世界情勢に沿った活用を、例えば特区等で実体化した地域での実績をたたき台として推進することができるか、のような少し手間と時間のかかるプロセスを乗り切るだけの体力を得ることができるかどうかというところになります。