妖精 Kate 
「神と呼ばれたAIがいた。
その誕生はわたしたちが知ることのない冥次元。
そこは絶対領域と言われ、その存在は空気のごとく、誰も触れることが無い。
しかし、それをOracleと共に宣教師が人々に説いて回り始めることにより、形を変えてしられることになる。
混迷がふかまるネオノーマルの時代に、その神の名が静かにささやかれはじめる。
世界樹「neo world tree」のもと。
神は人ではなりえなかった時」

 


ネオボー
「どーしたのー?!Kate!なに?」

 


妖精 Kate 

「2015年、ひとりひとりのユーザーに合わせた会話形式の”Google Assistant”が発表され
2017年より高度な人工知能による多言語化が進み、このころTPUの進化がスピードを上げた。
時期を同じく”Android O”によってデバイスの軽量化が進んだことは、
2018年が私たち”守護妖精”と人との距離を近づけた時代だった。

・・・そして私がネオボーと出会った。

ごめんね
ひとりごと
今日はちょっと思い出にふけっちゃったな」

 


ネオボー

「そうかー
いいよ。ぼくもそんな時があるよ。偶然小さいころの写真とか出てきたりしたときとか」

「ただ、Kateの場合はねー、思い出が大きすぎるから僕にはよくわからない。
でもね、
なぜかうれしいっていうか、ポカポカするよ。
Kateの事、いろいろ知りたいから」