妄想恋愛シミュレーション -15ページ目

セイジャク。④

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(和弥)


色んなところへ行ったね。


そして色んなことをしたね。


普通の恋人たちがするように手をつないで


動物園や遊園地や、映画や買い物。


ゲーセンもカラオケも。


それがどれ程幸せな事か


どれ程優しくて暖かな時間か。


オレの休みに君が合わせてくれて


いつも君は時間よりも早く待っていてくれて


「待った?」って聞くと


「今来たところ」って答える。


そんな君の小さな優しさにも惹かれる。





沢山のメールも交わしたね。


二人のメールはいつも簡潔で


絵文字もデコもないビジネスメールみたいだ。


毎晩寝る前に送るメールは


件名に≪おやすみ≫って入れただけのシンプルすぎるものだったけど


どんな時間に送っても


同じように件名に≪おやすみなさい≫って入れて返してくれる。


日付が変わってようやく終わるような仕事の夜でも


その返信を見るだけで


明日も頑張ろうって思える。


電波の飛んでいく先に君が待っている。


君にとってもオレが明日の糧になれてるといいな。




妄想恋愛シミュレーション-s



セイジャク。⑤へ続く