【投資考】相場動向とプライム市場からの移行+加筆 | ねこかぶ日記

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今週は出張続きで相場もろくに見られませんでした。持ち株群は年初から225を増やしながらもディフェンシブ。今月の26日はFOMC、28日は日銀金融政策決定会合。米国はインフレ対策で利上げの高止まりが続いています。日米両国の金利差は5%以上に開きました。今回の金融政策はどうなるでしょうか。

株価だけで見れば、最近は外国人のプロの方々の投資先が中国株への投資から日本株に移行して上昇につながってましたが、これからも様々な思惑で上げ下げが起きるでしょう。すでに21年をピークに日銀のマネーサプライは縮小しているので一番のリスクは日本の政策かも知れません。この時期はトレンドの転換点になるかも知れませんのでおとなしく様子見していこうと思います。

 

暑い日が続いてます。外出は避けてお気に入りのブラザーズをデリバリ。美味なアボカドバーガーを注文しました。ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

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最近は、プライム市場からスタンダード市場へ移行する企業が増えてきました。プライムからスタンダードへの変更は9月まで無審査で再選択できます。コーポレートガバナンスコードやコスト、対応が大変なところは移行をすすめているようです。流通株式比率もスタンダード市場は25%以上、プライム市場は35%以上が必要。昔ながらの親子上場は大変ですね。


親子上場しているところは株式の持ち合いを減らしたり、親子上場をやめる、非流通株となる自社株の消却、大株主に対して株式の売却を求めるなどの対策が必要になります。

SFPホールディングスもそのひとつ。前回のIRで流通株式比率が満たせていないので株を保有している法人に売却を依頼していることを記載しておりました。期限が9月下旬なのでそろそろかと思っていましたが、

 

 

SFPから自己株式の取得と公開買い付けのIRが出ていました。あわせて親会社クリエイトレストランツHDからそれに応じるIRも発表されました。こちらにより、SFPはクリエイトレストランツHDから株を300万株分を買い取り、それを後々償却。流通株式比率を満たしながら株の希薄化は避けて、プライム市場上場を維持するとのことです。

●クリエイトレストランツHD チャート

親子間の株の売買となるので、連結においては特に大きな影響は出ないですね。形の上ではSFP側の発行株数は減りますので株の価値はその分、上がり、クリエイトレストランツ側は売却益が入ります。2013年にSFPに投資した分を10年後に一部売却した形になります。株価も1Qの経常減のIRで少し売られましたが、数字が実際に回復傾向であること、今回のIRとあわせて動いているようです。

 

●SFPHDチャート

 

こちらもコロナ禍を底に上昇中。


▼流通株式比率のSFP過去メモ

 

 

出張先で読んでいた本はWBC栗山監督のメモノートの第2弾。古典の名言を取り上げ、先人に学んだ組織づくりや生き方が描かれています。個人的にも古典は好きなのでとても勉強になりました。おすすめです。

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本はうれしいサイン本。

 

 

 

今週もお疲れ様でした。また来週も暑さに負けずがんばりましょう。