■第42回日本アカデミー賞優秀賞が発表!アニメ部門の選出作品をチェック!
私がブログをサボっている間にも、映画賞話が結構動き始めまして、今年もこの季節が来たなぁという感じです。
中でも日本ならではの映画賞が日本アカデミー賞。
毎年あれやこれや言ってますが、一応日本で大々的にTV放送される映画賞ですので、見過ごすわけにはいかない映画賞です。
作品賞には今年の話題作「カメラを止めるな!」や「万引き家族」が並んでいて、2018年も面白い一年だったなぁとつくづく実感します。
ただ、このブログとして注目したいのはやっぱり優秀アニメーション作品賞です。
今年選ばれた作品と、それぞれにざっくりコメントを置いておきますね。
・未来のミライ
まずは言わずもがな選出ともいえる、スタジオ地図の細田守監督最新作。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」といずれも最優秀アニメーション作品賞を受賞しているので、ある意味今年も最有力、最優秀賞候補と言える一作です。
作品としても私は結構“好き”なので、セオリー通りな感じといえど受賞してもそんなに嫌な気はしないです。
・名探偵コナン ゼロの執行人
こちらも恒例のコナン枠・・・ではありますが、2018年は安室の年と言っても過言ではないほど、興行では猛威を奮っておりまして、これまでのコナン映画とはちょっと意味合いも変わってくる予感のする選出。
コナン映画では初の最優秀アニメーション作品賞獲得もなくはない気が。
・ドラゴンボール超ブロリー
こちらは東映枠。年によっては選出に首をかしげる年もありますが、現在進行形で海外でも好成績を収めている本作が、選出されるのは全然アリよりのアリ。
ドラえもんに続いて、コナンと共にTVアニメ映画の最優秀賞獲得に挑みます。
・ペンギン・ハイウェイ
昨年の夏の私の推し映画が、しっかり選出されており歓喜。
石田祐康監督という新たな天才の発現の年としてマチガイナイ選出ということで、こちらも納得。
ラインナップ的にやや分が悪い気もするけど、私の一番推し映画が本作であることはここに明言させていただきます。
・若おかみは小学生!
2018年秋にカルト的な支持を得て、異様な興行形態を見せた本作もしっかり選出。
高坂希太郎監督作品ということで、ある意味今年のジブリ枠ともいえるのですが・・・ジブリ枠とも言えるような大作的な動きがあった売り方をされた作品ではないので、「ペンギン・ハイウェイ」と同じような並びの一作と言っても良いかも。
そんな感じで個人的に下馬評として挙げておきたいのはこんな感じ。
本命:未来のミライ
対抗:名探偵コナンゼロの執行人
大穴:ペンギン・ハイウェイ
黒馬:若おかみは小学生!
順当に「未来のミライ」に転ぶか、もしくはここで獲らなきゃいつ獲るんだという「名探偵コナンゼロの執行人」に転ぶかのぶつかり合いと予想。自分のお気に入りとしては「ペンギン・ハイウェイ」が獲ってくれたら嬉しいのだけど、大番狂わせで受け入れてもらえそうなのはどちらかというと「若おかみは小学生!」の方ですかね。
そんな最優秀賞の行方が発表されるのは2019年3月1日(金)!。
日テレでも21時より放送されます。
また、その他の賞として、協会特別賞にアニメーターの大塚康生さんと、会長特別賞に高畑勲監督が選出されています。
日本のアニメーション作品に大きな影響を与えたお二人が賞こそ違いますが揃って受賞となりました。
製作側の個人にもどんどんスポットが当たってほしいですね。
昨年作ということでディスクリリースされているものも多数です。
ペンギン・ハイウェイ Blu-ray スタンダードエディション
「ペンギン・ハイウェイ」も出てますよー。
さすがにブロリーはまだ出てないので、こっちを観ましょう。
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