■新千歳空港国際アニメーション映画祭スタート!!
今年も実施されました
第5回新千歳空港国際アニメーション映画祭!
北海道の新千歳空港のターミナルビルを会場に実施されるアニメーションメインの映画祭。
今年で5回目を迎える映画祭なのですが、昨年同様私も現地へ赴いて参りました。
今年のキービジュアルを担当するのは、近年様々なメディアで活躍する久野遥子さん。
うるうるした瞳の動物たちが可愛いのですが、どことなく洗練された色使いやデザインで、決して萌えキャラみたいな感じにはならないのが不思議な感じです。
スタッフTシャツにも、久野さんのビジュアルが使われてまして、しかも物販もされていました。
驚くべきはその値段。
たった1000円ということで、フェスTなんかの概念でいうと破格のアイテムです。
これを着てるとスタッフに紛れちゃうので、会期中は着れないんですけどね。
■今年の要注目は長編コンペティション部門!
今年の新千歳空港国際アニメーション映画祭の個人的な注目ポイントはなんといっても、今年から新設された長編コンペティション部門。
近年の国内外の要注目作品が集結したラインナップとなっており非常に注目のプログラムとなっていました。
今回ノミネートされたのは以下の作品。
今年のアヌシーのクリスタル賞受賞作
「FUNAN」
今年のアカデミー賞でディズニーに切り込んだ
「The Breadwinner(生きのびるために)」
TAAF2018グランプリ作品
「On Happiness Road」
ザグレブやオタワで長編グランプリ獲得作品
「This Magnificent Cake!」
アニメ作品としては国内最大のクラウドファンディング成功作
「少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR YOU- 完全版」
以上5作品。
いずれもすでに1つや2つ、箔のある冠を持った作品ばかりという、頂上決戦っぷりです。
で、すでに昨日イベント自体は最終日を迎え、この中から長編グランプリがすでに決定しました。
見事グラプリを受賞したのは・・・「This Magnificent Cake!」でした。
チャンプ感のまったくないスクリーンショットですよ。
ポップで観やすい作品よりは、シュールでギミック性の強い本作が選ばれたのは『なるほどな』という感じ。
また改めて本作の感想もブログに上げようと思うのですが、取り急ぎ速報まで。
その他の賞の結果も、すでに公式サイトにあがっておりますので、そちらは公式サイトをチェックしてくださいませ。
新千歳空港国際アニメーション映画祭アワードページ→http://airport-anifes.jp/competition/awards/
それにしても長編コンペのラインナップはそれぞれが対照的に呼応する作品で、同時に観るとより意味が乗ってくるような仕掛けになっていて見事。
サイコーでした。
■映画祭が終了して・・・
そんなわけで、北海道から大阪へ帰ってきて、今自宅でこうしてブログを書いているわけです。
私事ではありますが今年は、ガッツリ社会人として属人化しておりますので、平日にかぶっている金曜、月曜は割とドタバタしておりまして、行きも帰りもフライト前・フライト後もフツーに仕事モードで何の情緒もない感じだったので、ちょっと嫌な気分にも。
来年のこの時期にはこの世への在り方を変えます。
映画祭が終わってすごく寂しい気持ちなうです。
なににしてもステキな作品を作ってくれた皆様、
ステキなイベント運営をしてくれた皆様、
そして今回お会い頂いたステキな皆様、
ありがとうございました。
来年もぜひ参加させていただきたいと思っています。
ブログでも順次各作品の感想を書いていこうと思いますが、取り急ぎ簡単な感想をツイッターのモーメンツにまとめましたので、そちらもチェックしてくださいませ。→https://twitter.com/i/moments/1059454920212963328
少年ハリウッド-HOLLY STAGE FOR 50- vol.1 [Blu-ray]
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