先週末、ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルの夏の恒例企画・24時間ラジオが行われたのですが、皆さんはご覧になりましたでしょうか。私も全てではないですが結構な時間、楽しませていただきました。
この番組内で、「秘密結社鷹の爪」でお馴染みのFROGMANさんが秋に公開のアニメ映画「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」の告知に来ていたのですが、その時のお話でちょっと気になることを話していたので、その気になることを、この記事では改めてピックアップしようと思います。
その気になるエピソードとは東宝との関係に関して。
鷹の爪といえばすっかりTOHOシネマズのキャラクターとして映画の上映前の映像で大活躍していたのですが、どうもこの夏から登場しなくなっていました。その直接的な理由かはわからないのですが、どうも「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」の公開に伴い東宝系との関係に変化があったそうです。
DC系といえばワーナーグループの系列でして、ワーナーさんはどちらかというと東宝さんよりも松竹さんと仲の良い会社。そのため、なんと「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」は現状TOHOシネマズでの上映予定がないようです。
あれだけTOHOシネマさんと仲が良かったはずなのにここにきてTOHOシネマズで上映の予定がないということにはビックリ!なかなか意外な話です。
そういえば、「鷹の爪」に限らずTOHOシネマズでは気になる変化がこの夏から起こっていました。
それがキャラクターバトルクラブの消失。
キャラクターバトルクラブといえばTOHOシネマズで映画が始まる前の幕間上映映像として上映されていた企画です。いくつかの短編アニメーションを上映し、その人気投票の結果で次シーズンに新作が作られる短編アニメーションが決まるという試みでした。これまでに「貝社員」や「MCファミリー」などのアニメを輩出してきました。
そんなキャラクターバトルクラブが、今年2017年の春頃を境に突如、上映されなくなったのです。
最終回宣言もなく突然上映がされなくなったうえ、投票を受け付けていた公式サイトも消失。一応セカンドシーズンのチャンピオンは「MCファミリー」であることは発表されたのですが、告知がひっそりとされるだけでまるで打ち切りみたいな感じもしないでもないです。
あまりの突然の終了に違和感がありましたが、鷹の爪(もとい製作元のDLE)と東宝系の関係に変化があったと改めてFROGMANさんから言われると、「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」が原因の可能性もありそうですよね。
キャラクターバトルクラブ自体が「嫌い」って人も多いのは知っているのですが、私はどちらかというと「好き」な方の人間でして、むしろもっと刻んで更新上映して欲しかったぐらいに思っていました。それだけに、今回の突然のキャラクターバトルクラブの消失は非常にショック!「DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団」の公開以降、落ち着いたら戻ってきてくれたら嬉しいのですが、公式サイト自体もなくなっていると思うと意外と難しいのかもしれません。
スクリーンを使った「ウォーリーを探せ!」アニメ・『らっこ人』の新作を期待していたのに!
もしかしたら今後はワーナーさんのおひざ元であるイオンシネマあたりで鷹の爪の活躍が見れたりするのかな。
地元にイオンシネマがないので確認できないけど。(浜松DISオチ)
クソアニメと呼ばれて10年~『秘密結社 鷹の爪』10年史 (扶桑社ムック)
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