日本で公開されるなら、慌ててレビュー書かなくてもいいかー、と置きに走った作品です。(余計な情報)
フェリシーと夢のトウシューズ
を観てきました。
公式サイト:http://ballerina-movie.jp/
実は今年の頭に中国ではすでに公開されておりまして、その機会に見て参りました。
原題は「Ballerina」。フランスとカナダの合作映画です。
「はまみゅ」さんに出演した際にも、邦題を忘れるというアクシデントをかましながら(夏映画を紹介するって予定はなかったもので完全にアドリブだったのです)もオススメしたので好意的に思ってる作品であることは、公言済みでしたが改めて感想記事を書いておきますね。
観てきた感想をざっくり一言で言うと
すっげー良いよ!!
というモチロンおすすめの映画となっております。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●バレエってこんなに熱くて良いモンなんだ!
バレエ映画?興味ないからなー・・・
なんて、あいかわらず“アニメ映画”という理由だけで足を運んでみた期待ゼロ鑑賞だったのですが、これがクッソ面白かったのでびっくりしました。
主人公のフェリシーが、その身ひとつでパリにやってきて、周囲との圧倒的な実力の差を見せつけられるのですが、運と努力で運命に喰らいついていき、頂点を目指すというめっちゃ熱い物語でした。修練パートに関しても、どう技術を磨いたのか、何を努めたのかのデティールが描かれていて、精神論だけじゃないところも好きなところ。
個人的には苦手なスポコン物だったはずですが、非常に優良な作品でしたよ!
何事もただ頑張るだけじゃダメだからな!
●舞台設定も珍しくて面白かったり
本作の舞台が19世紀末のフランスというところもいい味。
出来かけのエッフェル塔だったり自由の女神だったり、あまり馴染みのない舞台なおかげで、実際にタイムトラベルをして観光している様な体験もできます。
1888年の実際の建設中のエッフェル塔。
●アクション・アトラクション性もしっかりアリ!
そしてバレエものであるが故のアクション(動き)映画っぷりは見事。
現在発売中のキネマ旬報でも取り上げられておりましたが、バレエの演技シーンはこだわって作られただけあって、バレエ知らずでもすごい!と思わせられるものになっています。
ダンスシーンはしっかりアゲアゲエブリナイトでございます。つまりマチガイない見せ所。
しかもバレエシーンだけでなく、アトラクション性の高いアクションシーンも用意されているところも親指がグッと立つところ。ヴィクターくんというちょっとフィクション性の高い発明BOYが居ることで、映画内のいくつかのシーンでバレエとは関係ないけど魅せるアクションが用意されております。こちらも見どころですわ。
PIXARやドリームワークスアニメーションの大傑作(個人的には「WALL・E」とか「クルードさんちのはじめての冒険」)なんかと並べるとややキャラクターデザインとか質感で見劣りはあるので、その域を期待するとまた違うとは思います。
特筆して好きなキャラクターデザインというわけではない。
ですが変にハードルを上げなければ間違いなく及第点以上の感動や満足が得られる作品のはず!上映館は限られてるみたいですけど、お近くでやっていたら是非足を運んでみて下さい!
ちなみに地元浜松はやってません!
「はまみゅ」で勧めたのに!(ごめん)
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