【NIKO2】の映画感想。家族が増えるよ!!やったねニコちゃん(全年齢対象) | アニメ映画情報ブログ【 ねじまき恋文のヤブレター 】

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日本未公開映画の感想が続いて申し訳ないですがしばらく続きます。


  シカ2


極地大冒险2

こと

Niko2
Little Brother, Big Trouble 

を見てきました。





<ざっくりあらすじ>
新しい父と弟を紹介された主人公ニコ。
こんなやつと仲良くやってられるかよ!くそっ!
あ!!
新しくやってきた弟が鳥にさらわれちゃった!!
助けに行かなきゃ!

あ、
今度はとーちゃんが鳥達に捕まっちゃった!!
助けに行かなきゃ!








「1」を見ていなかったので
はじまってまもなくは少し混乱しましたが
飛べるトナカイがいたり飛べないトナカイが居たりする世界のようです。


飛行鹿

これ、でかいんじゃなくて、浮いてますからね。









注目すべきはあらすじにもあるけど、
新しくやって来た弟くんって点。
まだ私がちゃんと理解してないのかわかんないけど


ニコのお母さんは子連れの男トナカイと
再婚したって設定のよう。


結構すごい話ですよね。
ニコのお父さんはなんか死別したとかじゃなくて
普通にサンタクロースのところで働いているし
作中のニコ同様「なんなんこれ!?」って気持ちになります。
もしかしたら「1」を見てないせいで理解が足りないのかもしれません。


弟シカ

今作が初登場の連れ子こと弟くん。ニコが弟って言うまで妹だと思ってたよ。


つまりこの映画、
急に新しい父と弟です!って連れてこられた主人公が
最初は拒絶しているんだけど最後には仲良くなる話・・・

すごいテーマですよ。







人間世界でも全然ある話だから、
こういうテーマで切り出してくるのはすごくおもしろいと思います。
キッズ達がこれをどう思うのかは気になりますけど
私としては興味深い一作だったのは間違いないです。
人によっては結構重く感じかねないテーマな割に
意外とあっさりとした作りなのもすごい加減です。
いいと思います。
それって。

結局“家族”って血縁だからどうとかって世界だけじゃないし
非血縁だとしても家族にはなれるわけで。
“家族”って概念を変な厳格化すべきではない、とは私も思います。

そういう意味でも今回の新キャラとして出てくる
孤独な老トナカイとニコの最後のシーンがより味わい深くなりました。



脚本やCGの細かいところまで気遣いが行き届いてる感じも良かったです。
「SavingSanta」よりはこっちの方が好きだったな。


狙い所はいい


ただ、上映してくれたのは嬉しいんだけど。
根本的にクリスマス終わってから
クリスマスネタ上映するなよ!ってことはすごく言いたいです。
頑張って年末上映して下さい。


★良かったところ
・カメラワークが良かったです。
 簡素な舞台ながらスピード感や高低差を
 体感させる作りが素敵。
・プレゼント工場でのアクションはアガりますね。
 いくつになってもああいう舞台はワクワクします。


★気になったところ
・キャラクターデザインがあまり魅力的に感じなかった。
・カメラワークで救いきれないぐらい、
 雪国の世界が画的につまらなかった。




近代家族のゆらぎと新しい家族のかたち
恐怖!トナカイ軍団の登場!(CCCD)
そして父になる DVDスタンダード・エディション
d-torsoトナカイハンガー (ナチュラル)
フィギュアーツZERO トニートニー・チョッパー&Dr.ヒルルク


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