人生二度目の救急車
119をプッシュした続きです。
自分 negitro=N とします
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電話が繋がりました。
119「119番です。火事ですか、救急ですか」
N「救急です」
119「どうされましたか?」
N「横になっていたら急に心拍数があがって、腕にしびれが・・・」
119「ご本人ですか?」
N「はい」
119「お名前と住所を言ってください」
N「名前は●●●●、住所は******** X-XX-XXです」
119「わかりました、すぐに手配します
今、電話はご自宅からですか?」
N「はい」
119「折り返し救急から連絡を入れますので
電話を切ってお待ちください」
1分もしないうちに、救急車から電話がかかってきました。
救「Nさんですか?」
N「はい」
救「どんな状態ですか?」
N「寝転んでTVを観ていたら急に・・・」
と、先ほどと同じような説明をしました。
救「今、別の患者を搬送したところで、到着には10分ちょっとかかります、
携帯電話をお持ちでしたら、番号を教えてください」
N「わかりました、携帯はXXX-XXXX-XXXXです」
そして一度電話が切れ、程なくして携帯に電話が入りました。
救「Nさんですか、今の状態は」
N「さっきより、脈拍は落ち着いてきました
でも、胸が締め付けられるようで、息苦しいです」
救「わかりました、今そちらに向かっています、もう少し待ってください」
その後、2~3分おきに電話がかかってきて、容態を聞かれました。
心臓のドキドキ感は落ち着いたものの
苦しくて、息があがり ハァハァした状態が続きます。
救急隊員が入って来れるよう、扉のキーを開け
玄関先で、座ったまま苦しさに耐えておりました。
その間、何とか歩いて財布と鍵だけは準備しました・・・
やがて、救急車の音が近づいて来て、家の近くで止まりました
ピンポン!
チャイムが鳴ります
救「Nさん~ 」
呼ぶ声が聞こえます
N「はーい」
小さく返事し、
隊員の人に聞こえたかどうかは分かりませんが、
鍵は開けておいたので、入ってきてくれました。
救「どうですか」
N「まだ苦しいです・・・」
何とか歩ける状態だったので、支えてもらいながら鍵を閉め
救急車まで行きました。
ここまで来て少し安心しました、最悪死ぬ事は無いだろうと思ったのです。
と言うのも、
自分がまだ高校生のころ、母親が同じように心臓に異常を感じて
救急車を呼んだ経験があったのです。
付き添って、病院まで行きました。
結局一時的な発作のようなもので、医者に診てもらいましたが
特に異常は無く、その日のうちに帰ってきた記憶がありました。
似たような、症状だと思ったので、
救急車までたどり着けば、何とかなると思いました。
救急車のベットに横になり、洗濯バサミみたいなものを人差し指に付けられました。
脈拍を計る器械のようです。
救急隊員は3人いて、
(A)運転手
(B)救急病院との連絡係り
(C)患者を診る係り
になっています。
まず(B)さんに、
救B「年齢は?この症状は初めて?何時ごろ?状況は?症状は?」
など聞かれたので、
息苦しい中、声を出すのも非常につらかったですが。
N「・・・初めてです、10時ごろTVを観ていたら、心臓がドキドキしてきて・・・
今は胸が締め付けられるようで苦しい」
さらに
N「3週間ほど前、温泉に入ったあと頭が痛くなりました」
と付け加えて話しました。
救B「特に指定の病院はありますか?」
N「いえ」
とココまでは苦しいながらも、すんなり話せたのですが。
次の質問が・・・
救B「何科に診てもらいたいですか?」
N「えっ!?」
一瞬思考が止まりました。
それって患者が決めるもの?
症状を話したんだから、どこの科って・・・
そんなのそっちで判断してくれと思いました。
でも、わからないので何も答えられないでいると。
救B「何科に診てもらいたいですか?」
と何度か聞いてきて、決めないと先に進めない様子。
こっちは、そんなの冷静に考えられる精神状態ではありません。
だいたい医療関係者ではない一般人が、病院に何科があって
初めてなった症状で何科が良いかなんて、分かるはずもありません。
それで、よく分からないけど適当に
N「心臓外科と、脳神経科か脳外科」
と、言いました。
そうすると、(B)さんは、電話やら無線やらで
どこかと連絡をとり、病院を探し始めました。
この時点で、救急車は自宅近くの道端に停車したままです。
後は任せておけば何処かの病院に行ってくれるんだろうと
ホッとしたのもつかの間。
今度は女性隊員の(C)さんが
なにやら、ボードに紙とペンを取り出し
救C「お名前は?年齢は?初めての症状?何時ごろ?・・・」
と聞き始めます。
N「えっと、名前は●●●●、年齢は・・・、」
と、答え始めましたが、
救C「何時ごろ?、症状は?」
ついさっき(B)さんに聞かれた質問と同じです。
心の中では「同じこと何度も聞くな!!!」
と怒っていました。
いいかげん呆れたのと、息苦しさで
もう答える気力もありません。
(B)さんの方を指して
N「それさっき言いました・・・」
とだけ
しばらく会話は無くなります。
(B)さんは依然として病院を探しています
どうやら、自分の言ったとおり
心臓外科と脳神経科か脳外科がある、救急病院を探しているようです。
救B「患者は、動悸を感じて・・・、意識はあり・・・」
どこかと、会話している声が聞こえてきます。
4~5件連絡を取った頃でしょうか
救B「両方は難しいですね、心臓外科だけでもいいですか?」
N「はい、それでいいです」
30分くらい時間はたっています
いいかげん何処でもいいから早く行って欲しいと思っていました。
依然息苦しくハァハァと荒い息。
救C「ゆっくり息してください」
何度か言ってくれますが。
そんなの頭でやろうと思っても、
息苦しいので、自然に息はあがってしまうし
止めようが無いのです。
またしばらく時間が流れます。
救急車に乗ってから、すでに40~50分経った頃でしょうか。
依然、症状は変わらず苦しい状態が続いています。
すると
救B「空きが無いですね、内科でもいいですか?」
ナンデスカソレ orz
N「は・・・・・・・・・・・・はい」
ああ、もう病院だったら何でもいい、
早く楽にしてほしいと思いました。
数分で空きが見つかり、やっとの事で?
とある病院に向かう事になります。
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今にしてみれば、最初から内科で良かったわけですが。
患者からの科のリクエストを聞くのって
一般的な救急のやり方なんでしょうか?
7月の3連休
●2005年7月18日(月)祝日
さて、時間を進めます
リーゼ錠を飲みながらも、金曜日までの会社勤務を難なくこなし、7月半ばの3連休がやってきました。
しかし夏の暑さも増してきたところです
昼間出歩くのは疲れるし、また頭痛になっても嫌だな~と思っていたので
特に何か計画することも無く、すごしていたと思います(あまり記憶がありません)
たまっていたTV録画を見ておりました。
とあるアニメのオープニング画面の一部で3~4秒間、嫌な印象を受ける画面がありました。
【白い背景に、黒と血のような赤 で描かれたタイトル部分です】
1日に1~2話ペースで見ていて3連休の最後の日、残すは最後の2話となった所です。
残りの2話を、今日中に見てしまおうと思い。
夜10時ごろから観始めたと思います、やはりその画面の所は気持ちが悪いなーと思いました。
少し、胸のむかつきも感じていました。
しかし、今日中に観てしまいたかったので、少し我慢しながら観ていました。
クッションを枕にし、あお向けで足の方にテレビを見る体制です。
すると・・・
なんだか急に落ち着かなくなり、テレビに集中できません。
一度立ち上がります。
クッションが首の後ろに当たっていたので血の巡りが悪くなったのか?
首を回したり、腰をひねったり、屈伸運動したり。
でも、そわそわした感じが止まりません。
なんでもないのに緊張感が出てきました。
座って、じっとしてみますが・・・
リラックスしたいのに出来ない。
なんだ? なんで?
そう考えていると、今度はなぜか脈拍が上がってきました。
どくん、どくん、どく、どく、どく、どく、どく
何もしていないのに、全力疾走した直後の様な速さです。
ナニこれ???
不安になってきました、一人暮らしでしたので、近くに誰もいません。
5分、いや2~3分だったかもしれませんが
その状態が続き、脈拍は一向に落ち着きません。
救急車を呼ぼうか。
いや一時的かもしれないし、そんなに大事にしたくないし。
でもこのまま意識を失ったりしたら・・・
そんな事を迷っていると
今度は、首から両腕にしびれの様なものが走りました
そして、剣山(華道で使うもの)を腕全体に押し当てられているような痛みが。
それで迷いはなくなりました、受話器をとり
少し震える指先で
(1)・(1)・(9)
と、プッシュしました。
認識不足
「心療内科は勧められたけど、この調子なら大丈夫、近いうちに気が向いたら行こうかなと、思ってました・・・」
こう思ったのは、
「うつは心の病だから、憂鬱な気分から抜け出せないのがうつ病だ」
と、考えていたからです。
(一般的には、これに似たような認識の方が多いと思います)
しかしこれでは、うつ病に対する認識が甘かったのです。
うつ病の精神的症状としては
悲壮感、絶望感、不安感、焦燥感
などがあり、これは分かりやすいと思います。
しかし、身体的症状として
睡眠障害、過眠、食欲不振、過食、倦怠感、疲労感、吐き気や腹痛
というのがあります。
特に睡眠障害、食欲不振、倦怠感、疲労感 等は、社会人であれば多くの人が経験し、思い当たると思いますし
自分自身も、思い当たる症状がありましたが。
これが =うつ病からくるもの、という考えには及びませんでした。
つまり2005年7月初旬、自宅近くの内科を訪れた時。
その内科医の先生は、総合的に判断し
この患者は うつ病の疑いありと考え
心療内科に行くよう薦めてくれたのです。
しかし、自分自身の認識では、
うつの精神的症状の一部しか知らなかったため。
点滴と薬で気分的に良くなったので、勝手に「たいした事無い、もう大丈夫」
と思い込んでいたのです。
そして、
(もし、すぐに心療内科に行っていれば、大事にはならなかったとは言い切れませんが)
大丈夫だと思ってのんびり構えていた自分にとって
驚きの事態に発展してしまうのです。
※うつ病の症状は人それぞれで、精神的症状が強い人もいます