T市多頭飼育崩壊現場から

 引き取った子たちのその後


先日、12/2、ねねちゃんが逝きました。


その前に、遡って今年6/1にむーちゃんが先に虹の橋を渡っていました。


その2匹のこと(背景)を、少しでも多くの方に知ってもらいたくて、ここに記録させてもらいます。


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猫じゃらし T市多頭飼育崩壊・飼い主死去現場の救済





むーちゃん

↓猫じゃらしにきた頃のむーちゃん










むーちゃんは、2021年2月にT市の多頭飼育崩壊・飼い主死去現場から引き取ったのです。


むーちゃんは1kgほどでガリガリに痩せてて、ダブルキャリアで、最初、熱が出たり、大変でした。


猫じゃらしにきてからは、栄養状態が良くなり、ふっくらしてきて、この一年と4ヶ月は幸せに過ごしたと思います。


今年4月下旬ごろから、口呼吸したりで胸水が溜まってました。腫瘍かFIPだろうということで、何回か胸水を抜いてもらい、ステロイドなどで治療。食欲も落ちていたので点滴などできることを最期までしてあげました。


可愛いむーちゃん、まだ幼いのに、助けてあげられなくてごめんね。


病魔に勝つのは本当に難しい…😢




むーちゃんの1年4ヶ月に関わって下さったスタッフみんなのおかげで、幸せに過ごしていたと思います。ありがとうございました。


また、猫じゃらしにご寄付やご支援物資を送ってくださるご支援者の方々があってこそ、保護活動を続けてこれました。今後も、まだ猫じゃらしの手元に保護猫がいる限り、ご支援を継続していただけたら、本当にありがたいです。しっかりと頑張っていきますので、今後もよろしくお願いします。


T市の方、キャリア猫にしない飼い方をして欲しかった。それにつきますね😭


猫が健康で猫生を全う出来るようにするためには、完全室内飼養で、病気や感染症、交通事故や虐待、毒物から守ってあげる!それに尽きます。


猫は野生動物ではありません。イエネコという家畜種に分類されます。人間の生活に寄り添って人間頼みで生活しています。


人間がきちんと管理してあげれば、元気で長生きする伴侶となるのです。


考えのない猫好きは、罪作りです。

とばっちりを受けるのは猫です。


不妊去勢せずに、メチャクチャに増やし続けて、本人は病気で死んでいく…ご自身もかわいそうな人ですが、猫を飼ったなら、最後まで責任を持てるよう、頭数管理(繁殖制限)と健康管理をするのが最低限の責務です。


ご近所やご親戚で、無責任な飼い方をしてる人があれば、保健所にご相談ください。その人を責めるのではなく、適正な飼い方を指導してもらえます。よろしくお願いします。


何の罪もない猫が苦しむのはもうたくさんです💢

猫を飼う人はやるべきことをやってください!

野良猫に餌をあげる人は不妊去勢手術してください!




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ねねちゃん


↓2021年6月、倉吉市の古民家シェルターにきた頃


T市の多頭飼育崩壊現場でノミに吸血され、えらい事に😰


ノミはびっしりと皮膚に食らいついているのですガーンガーンガーンガーンガーン



その時の記事はコチラ

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多頭飼育崩壊・飼い主死去後の猫たち



6月は、子猫の保護が多すぎて、猫じゃらしの預かりの各家庭は満員なのです💦


居場所を確保するため、倉吉市郊外の古民家シェルターを借りました。T市の猫たちは秋が深まる頃まで、のんびりゆっくりと過ごしました。(状態が悪かったので通院もありました💦)


その後、T市から6月に瀕死のヤスくんを預かってくださってた家に、ねねを預かってもらいました。


すぐに仲良くなりました。だって、もともと家の中で一緒に暮らしてたんだもんね♡













ねねは、最後は口内炎がとてもひどくなり、点滴に通いながらずっと頑張りましたが、猫白血・猫エイズのダブルキャリアの病魔はまだ若かったねねの命を奪ってしまいました。




箱からこんにちは😃


本当に可愛い猫ちゃんでした。


一生懸命、最後まで生き抜きました。


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看取るとは、本当に辛いものです😢


最期を迎える命を見守る、見続けて優しく声をかけて、安心して逝ってもらう…


死期を悟った猫は、飲まず食べず…宙を見つめて呼吸しているだけ…


猫って、悟りの境地というものを知っているみたい。


たいていの猫が静かに死を受け入れる準備をしています。呼吸の苦しかった猫は最後に大きな声で叫び声をあげることもあります。


別れる瞬間を迎える時、人間は気持ちを伝えるしかない…


大好きだったよ。


とてもかわいかったよ。


人間が悪いことしちゃってごめんね。


少しでも楽になれるようにって思ってたんだよ。


病院にいくの嫌だったけど、頑張ったね。


点滴もよく頑張ったね…


ずっと忘れないよ。


ずっとずっと大事な存在だよ。


あなたのように、病気で苦しむ猫を増やさないようにTNRに頑張るからね。


大好きだったよ………


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これからも、まだまだ何回も、看取りの時を迎える事になる猫を、猫じゃらしは抱えています。


預かりさんには、覚悟して預かってもらっていますが、本当に辛いことをしてもらっています。


猫じゃらしは、“命に向き合う”という姿勢で、この活動に取り組むために、グループ名の頭に「動物愛護グループ」と冠しています。


その名に沿う活動を展開できるようにと、メンバーは頑張りすぎているぐらい頑張ってます。


解決できない大きな大きな問題がこの世には存在しています。


せめて、私たちの身の回りの猫に関する問題を解決するんだ‼️と決意しているところです。


猫を愛する人が、自分の猫だけでなく、ご自分の身の回り半径50mで暮らしている野良猫の問題に着手していただけたら、大きく前進します。


どうか、今後も応援をよろしくお願いします。


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猫じゃらしホームページ