『ある真夜中に』―瀬戸内寂聴が描く愛のかたちを高校生たちが表現する姿に注目!!
平成18年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲
ある真夜中に
作詞:瀬戸内寂聴、作曲:千原英喜
解釈が難解な曲で、当時の高校生は
結構苦労したんではないでしょうか![]()
合唱的技術もさることながら、
この詞を高校生が受け止めるということ![]()
(1番→花びら=女)
ある真夜中
どこかの星の熱いため息が
花びらになって降ってきた
花びらは舞いながらささやいた
(2番→雪=男)
ある真夜中
どこかの星の熱いため息が
雪になって降りしきった
雪は身を揉みながら歌った
一読しただけではこの世界観、
つかみにくいかもしれません![]()
1番で花びらは女、2番で雪は男を、
その対比をじっくり味わいたいですね![]()
聴くたびに味が出てくるいい歌です![]()
ちなみに、昨年のコンクールのブ
ロックコンクールで中学生が自由曲に
取り上げていたのはビックリしました
結構いい感じに仕上げていました![]()
中学校の部の制限時間、
4分30秒では厳しい感じもしましたが![]()
作曲の千原英喜さんは、
「この詩は無償の愛を謳っている」
とおっしゃています。
しかも主人公の男女は霊魂で、
「至極のプラトニック・ラヴ、究極のエクスタシー」
ともいっしゃっていますよ
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『地球が私を愛するように』―色気が大事?オトナの雰囲気の漂う課題曲
もっと掘り下げた続編を書きました。こちら
から。
平成3年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲
地球が私を愛するように
作詞:山川啓介、作曲:野田暉行
それはたとえば 午後の海
素足で砂を 歩くとき
ふいに心のくちびるを
思わずこぼれる 言葉です
作詞の山川啓介さんはNコンでは、
「おーい海!
」「出発の朝
」
「山があって海がいて
」を手がけておられます![]()
そのほかにも歌謡曲をよく手がけられている方です。
(「太陽がくれた季節」「聖母たちのララバイ」
「時間よ止まれ」など)
作曲の野田暉行さんは、
「空がこんなに青いとは
」「白い花」
「みぞれ
」などNコンの名曲を
手がけられています
中学校の部と思えない感じの
しっとりした歌詞
『聞こえる』同様、地球の環境問題、
そのときの世界情勢などを
テーマにした楽曲です。
初演のときに、テレビで朗読される歌詞に
思わずうっとりしたのを覚えてます
いい曲なんだけど、最近あまり聴かれたりしないし、
歌詞もなかなかみつけられなかったりで淋しいです
ただ単に歌い上げるだけじゃ
ダメなんですよね、この曲
色気も必要なんです
課題曲JukeBoxで聴ける受賞校2校の
演奏を聴き比べるとわかりやすいんだけど、
2連覇した旭中は非常に色気があるんですよ、
中学生なのに
審査員の方々も旭中の演奏は
よくほめておられたのを覚えています
この中学校の特徴は、聴かせどころなどで、
テンポを少しゆるめるところじゃないかと思います。
それがこの曲では、
『まぶしい朝で~』の部分などですね。
そういった曲に表情をつけるところが
色気につながってる気がします
もう一校は、伸びやかだけれども、
その詞の感じには及んでない感じ
個人的に郡山二中あたりに自由曲で
歌ってほしいんだけどな
ちなみにこの曲で一番好きなのは、
街のぬくもり 幼な子の歌で
鳥のはばたき 空の深さで
握り合った手 崩れ去る壁で
生まれた生命 母の願いで
の2つの部分。
素敵な表現だと思いませんか
目の前にその情景が浮かんできます
地球が私たちを愛してくれるように、
(さまざまな美しい姿・光景を見せてくれるように)
私たちももっと地球を大事にしたいですね。
そのために私たちができることって
何なんでしょうか
そういった気持ちからその年の
高等学校の部の課題曲である『聞こえる』にも
つながっていくんだと思います。
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