『光の中へ さあ君と』―「未知という名の船に乗り」の遺伝子入りの課題曲!?
昭和57年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲
光の中へ さあ君と
作詞:柴田陽平、作曲:坂田晃一
青い風に 帆をはって青い海へ 船を出し
見知らぬ世界 さがすのさ
最近聴き始めた課題曲です。
前年の課題曲が今でも人気のある
「未知という名の船に乗り」
ということだけあり、
これまた未知への冒険をテーマとした
元気のいい課題曲となっています![]()
白い地図と 望遠鏡と
熱い心が あればいい
っていうのはもろにそれっぽく、
また昭和っぽい感じですね(笑)
こんな気持ち、最近忘れてしまってます![]()
金賞校もハキハキと歯切れよく
歌っているので聴いてて気持ちいいです![]()
楽譜的なことがわからないですが、
サビはもう少しゆったり歌ってもいいかな、
っていう気もしますが
(好みですね)
YouTubeに貴重な映像も
(2010.6.17追記)『あたまの上に空』―身近な視点から大きな視点を描いたおもしろい課題曲
平成元年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲A
あたまの上に空
作詞:神沢利子、作曲:小林亜星
「未知という名の船に乗り」以来の小林亜星さん作曲の課題曲です![]()
亜星さんらしいテンポのよい親しみやすい課題曲です![]()
あたまの上に 空
足の下に 地球
ひとは立つ 垂直に立つ
足は 地球の中心をさす
世界じゅうの どこにいても
ひとは立つ 垂直に立つ
世界じゅうの どこにいても
地球の中心をさして立つ
でもこの曲ってリズムが
取りにくそうに感じるんですよね。
いや、実際歌うとそうでもないのですが、
「あたまの上に空~」っていう出だし部分が。
地球の上に立っていて、
足は地球の一点(中心)を、
頭は大空の一点をさしてしっかり立っているんだ、
っていう当たり前のことを
あらためて考えさせてくれる一曲です![]()
で、その大空は頭がさす一点なだけでなく、
わたしたちを支えている地球をうかべているんだ、
と結構大きなスケールで描かれています![]()
身近な視点から大きな視点を
見つめる面白い課題曲です![]()
『走る海』―ファーストインプレッションは恐怖ソング!?聴きごたえのある課題曲
昭和55年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲
走る海
作詞:吉野弘、作曲:廣瀬量平
吹雪の中
海が一途に走っていた
海の果てを引きずって
海は叫んでいた
わたしは海だ
海以外の何者でもない
立ち去れ
救い
憐れみ
優しさの全て
これまた高等学校の部の課題曲でありながら
中学校の部の自由曲としても人気のあるこの曲。
「走る海」は初めて聴いたとき
ちょっと怖かった印象があります(笑)
だって"わたしは海だー"、"立ち去れー"
なんていきなり歌われるんですしね。
あと、歌詞が少し難解なのがそう感じさせるのかも。
でもやっぱり高等学校の部はこれくらいじゃないと。
海はうめき 海は走り
それは一個の巨大な排他性だった
排他性ではなかった
何かを受け容れようとする苦しみだった
という部分がなるほどなー、
って感じで好きですね。
思春期から大人になる若者の姿を
走る海になぞらえて描写しているように見えますね。
これをきちんと歌いこなせたら気持ちいいだろうなぁ。
ちなみに、「悩みを他にうちあけても~初めて大人になる」
の部分は、W・H・オーデン(イギリスの詩人)が
著書『染物屋の手』に引用した
チェーザレ・パヴェーゼ(イタリアの作家)の言葉とのこと。
これは、詩人・長田弘さんのご教示によるものだそうです。
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