Nコンブログ【NHK全国学校音楽コンクール合唱ファンブログ】 -604ページ目

『光の中へ さあ君と』―「未知という名の船に乗り」の遺伝子入りの課題曲!?

昭和57年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲
光の中へ さあ君と
作詞:柴田陽平、作曲:坂田晃一



音譜青い風に 帆をはって
青い海へ 船を出し
見知らぬ世界 さがすのさ


最近聴き始めた課題曲です。
前年の課題曲が今でも人気のある
「未知という名の船に乗り」
ということだけあり、
これまた未知への冒険をテーマとした
元気のいい課題曲となっていますにひひ

音譜白い地図と 望遠鏡と
熱い心が あればいい


っていうのはもろにそれっぽく、
また昭和っぽい感じですね(笑)
こんな気持ち、最近忘れてしまってますあせる
金賞校もハキハキと歯切れよく
歌っているので聴いてて気持ちいいですアップ
楽譜的なことがわからないですが、
サビはもう少しゆったり歌ってもいいかな、
っていう気もしますが!?(好みですね)



YouTubeに貴重な映像も

(2010.6.17追記)

『あたまの上に空』―身近な視点から大きな視点を描いたおもしろい課題曲

平成元年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲A
あたまの上に空
作詞:神沢利子、作曲:小林亜星



「未知という名の船に乗り」以来の小林亜星さん作曲の課題曲です音譜
亜星さんらしいテンポのよい親しみやすい課題曲ですニコニコ

音譜あたまの上に 空
足の下に 地球
ひとは立つ 垂直に立つ
足は 地球の中心をさす
世界じゅうの どこにいても
ひとは立つ 垂直に立つ
世界じゅうの どこにいても
地球の中心をさして立つ


でもこの曲ってリズムが
取りにくそうに感じるんですよね。
いや、実際歌うとそうでもないのですが、
「あたまの上に空~」っていう出だし部分が。
地球の上に立っていて、
足は地球の一点(中心)を、
頭は大空の一点をさしてしっかり立っているんだ、
っていう当たり前のことを
あらためて考えさせてくれる一曲ですアップ

で、その大空は頭がさす一点なだけでなく、
わたしたちを支えている地球をうかべているんだ、
と結構大きなスケールで描かれていますひらめき電球
身近な視点から大きな視点を
見つめる面白い課題曲です合格



『走る海』―ファーストインプレッションは恐怖ソング!?聴きごたえのある課題曲

昭和55年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲
走る海
作詞:吉野弘、作曲:廣瀬量平

 

 

 

 

吹雪の中
海が一途に走っていた
海の果てを引きずって
海は叫んでいた

わたしは海だ
海以外の何者でもない
立ち去れ
救い
憐れみ
優しさの全て


 

これまた高等学校の部の課題曲でありながら

中学校の部の自由曲としても人気のあるこの曲。
「走る海」は初めて聴いたとき

ちょっと怖かった印象があります(笑)
だって"わたしは海だー"、"立ち去れー"

なんていきなり歌われるんですしね。
あと、歌詞が少し難解なのがそう感じさせるのかも。
でもやっぱり高等学校の部はこれくらいじゃないと。

 

海はうめき 海は走り
それは一個の巨大な排他性だった
排他性ではなかった
何かを受け容れようとする苦しみだった

 

という部分がなるほどなー、

って感じで好きですね。
思春期から大人になる若者の姿を

走る海になぞらえて描写しているように見えますね。
これをきちんと歌いこなせたら気持ちいいだろうなぁ。


 

ちなみに、「悩みを他にうちあけても~初めて大人になる」

の部分は、W・H・オーデン(イギリスの詩人)が

著書『染物屋の手』に引用した

チェーザレ・パヴェーゼ(イタリアの作家)の言葉とのこと。

これは、詩人・長田弘さんのご教示によるものだそうです。


 

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