Nコンブログ【NHK全国学校音楽コンクール合唱ファンブログ】 -556ページ目

『この世の中にある』―人間存在の意味は?詩人・石垣りんの叙情的で美しい世界観を味わえる課題曲

平成11年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲
この世の中にある
作詞:石垣りん、作曲:大熊崇子


音譜この世の中にある、たった一つの結び目
あの地平線のはての
あの光の
たったひとつのむすびめ
あれを解きに
私は生れてきました


無伴奏の課題曲です。
作詞は石垣りんさん。
「表札」や「鍋とお釜と燃える火と」
「峠」「シジミ」など教科書にも掲載されているので、
知っている方が多いのではないでしょうか目
「わたしが一番きれいだったとき」
などで有名な詩人・茨木のり子さんとも
親交が深かったそうですよひらめき電球
やはりNコンの課題曲は贅沢ですねニコニコ


歌を通じて、こんな著名な詩人の
作品に触れることができるんですから。(それもほとんどが新作)
※この課題曲の詩は昭和58年に
発表されたもののようです耳


作曲の大熊崇子さんは
平成14年度の中学校の部の課題曲「予感」
などを手がけられています。

では、この詩はどういうことを
伝えようとしているのでしょうはてなマーク

この世の中にある、たった一つの結び目を
解くために私は生まれてきた(存在する)。
そして、その結び目は地平線のはて(死)にあり、
それはちょっとした暇に
(星が飛ぶような一瞬のときで)
成し遂げられる。
―「さよなら人間」
蝶となっても、かろやかな雲、
さてはあふれてやまぬ泉、ふく風。
そこから海が、山が、空がはてしなくひらき、
ゆけどもゆけども、再び地平線のはて(死)
に向かっていくのだ。


詩の解釈が難しいですね。
私はこんな風に解釈しました。
解釈は難しいですが、
詩を朗読するだけでも非常に美しい日本語なので、
じっくり味わいたいですね。
2004年に亡くなられましたが、
今年静岡県南伊豆町の町立図書館内に
「石垣りん文学記念室」(入場無料)が
オープンしたそうなので、
お近くの方はぜひ立ち寄ってみては?


(追記:2011.11.30)
石垣りんさんのコメントがありました。
「何十年か前にこの詩を書いたとき、
私は全ての生き物に約束された
『死』を『たった一つの結び目』という
明るい展望のある言葉に置きかえて、
死の暗い概念から自分の心を
開放したかったのだろう。」




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【Nコン2009自由曲】『Pamugun(すずめ)』―一度聴くと癖になる!?松戸一中の自由曲

Pamugun(すずめ)
作曲:F.F.フェリシアーノ


最近、耳から離れないのが
中学校の部の松戸一中の「Pamugun(すずめ)」ラブラブ!



(松戸第一中学校)


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自由曲「Pamugun」は、フィリピンの民謡です。
主に女声がスズメを、男声がハンターを演じています。
「ドンドュク」と追いかけたり「ニノンニ」と逃げたりと、
愉快なやりとりをリズムと言葉で表現していますが、
一体スズメの運命は・・・それではどうぞおきき下さい。
----------

(NHKホームページより抜粋)




なるほど、女声が「すずめ」、
男声が「ハンター」を表現していたのですね。
言われてみればそんな感じです。


ス ズ メ女声(逃げるすずめ)「ニノンニ ニノンニ ニノンニ…」
ねらいうち男声(追うハンター)「ドンドュク ドンドュク ドンドュク…」



となっているんですね。
それを知って聴くと、
出だしの振り付けも今さらながらそうゆうことか、と音譜


銃声の音やすずめの悲鳴、
森の鳥たちのさえずり、
すずめとハンターの振り付け、
耳だけでなく目でも楽しめる
とても素敵な演奏でしたアップ



世界各国の演奏もお楽しみください目




(Philippine Chamber Singers)


(San Miguel Master Choral)


(The University of the Philippines)


(廣電系)

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『だから すきさ』―"好きさ"というフレーズが何度も連呼される親しみやすい課題曲

平成4年度NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲
だから すきさ
作詞:東龍男、作曲:若松正司


音譜青空が すきさ
星空も すきさ
風のささやきが すきさ
木の葉のダンスが すきさ
光がきらめくのが すきさ
虫がいきてるから すきさ
生きてるものみんな すきさ
いっしょうけんめいいきてるから すきさ


平成3年度に続き、
長野市立朝陽小学校が2連覇した年です金メダル金メダル
この小学校は素直な発声で
無理もなく好みです目
この曲は曲調が軽快なテンポかと思いきや、
ワルツのような曲調に変化したりするので
なかなか聴いてて楽しくなる課題曲です音譜
「すきさ」っていう言葉、照れくさくて
なかなか言わないフレーズだと思うのですが、
かなり連呼されていますあせる
ちなみに作詞の東龍男さんは、
今でもよく歌われる昭和49年度の課題曲
「気球にのってどこまでも」を作詞された方ですひらめき電球