Nコンブログ【NHK全国学校音楽コンクール合唱ファンブログ】 -552ページ目

『ことばの歌』―ボンジュール ハワユー…世界のあいさつが織り交ぜられたユニークな課題曲

昭和44年度NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲、平成元年度課題曲B
ことばの歌
作詞:藤田圭雄、作曲:林光


音譜青い青い空の海に
地球は青い 青く光る
でも 朝が別々なように
みんなのことばもみんなちがう

ボンジュール
ハワユゥ
ズドラスチェ
ボンジュール
グーテンターク
ズドラスチェ
こんにちは こんにちは こんにちは
こんにちは



昭和44年は自由曲の制限時間が

緩和された年なんだそうですが、

小学校   3分→3分30秒(現在4分)
中学校   3分30秒→4分(現在4分30秒)
高等学校 4分→4分30秒(現在5分)


と、それ以前はかなり短かったのですねあせる


そして、ガガーリンが

初めて宇宙旅行を行ったことで、

「地球は青かった」

という言葉が世界中に広まったのも

このころです。

歌詞にも、


青い青い空の海に

地球は青い 青く光る


とありますね。


ということで、この課題曲目
メロディーはズンチャチャズンチャチャと

昭和の演歌のようなメロディーですが、

歌詞も各国のあいさつが出てくる面白い歌ですにひひ


世界でことばが違う
矢印
ことばだけじゃだめだ、心が通じないと本当の平和ではない
矢印
肩をくんで、語り合えば、

ことばがわからなくてもわかりあえる

ということを歌っているようですひらめき電球



音譜地球の上のみんながみんな
みんなにわかるみんなのことば
肩を 肩を組めば口をきけば
誰にもわかるみんなのことば

ルルルルル…



最後の“ルルルルル…”は

世界共通のあいさつのことば

ということですね。

人間だけではなく、

自然や動物などにも交わせる

すてきなあいさつです。


メロディーがマイナーな感じ(短調)なので、

深刻な感じの歌かと思いきや、

さわやかな歌だったので、

ちょっと意外でしたニコニコ
耳に残りますね笑





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『子どもが花を』―根城中学校の繊細で美しい歌声に思わず涙、子にささげる愛と詩

子どもが花を
作詞:竹内てるよ、作曲:大中恩





子供が花を見るときは
その魂の深さまで
春の四十万と そよ風と
花のくれない 葉のみどり
見せてよ母よ しみじみと


(耳コピなので歌詞が間違ってるかもしれません)



今回取り上げるのは根城中学校の演奏です。
昭和61年度こども音楽コンクール
中学校重唱部門で優勝(文部大臣奨励賞)、
平成元年度にもこの曲で優勝しています。


根城中学校といえば、
Nコンで通算8度の金賞に輝き、
4年連続の金賞は現在も
破られていない中学校です。
私のお気に入りお合唱団の一つで、
このブログでも頻繁に取り上げていますね


その根城中学校の演奏で
お気に入りの演奏があります。
それが「子供が花を」です。


作詞は竹内てるよさん。
代表作「頬」を美智子皇后が
スピーチに引用されたことでも知られています。
作曲の大中恩(おおなかめぐみ)さんは、
童謡「サッちゃん」「いぬのおまわりさん」をはじめとし、
課題曲「かたつむりのうた」(S47中)、
「旅に出よう」(S51高)、「水のうた」(S57高)
などを手がけられています。


私がこの合唱団が好きなのは表現力の豊かさ。
どの演奏もフレーズの一つ一つが魂を持っている、
と言っても大げさではないくらいだと思います。
その根城中学校の素晴らしい表現力と
この詩の世界観が見事に
マッチしたのがこの演奏。
何度聴いても飽きない名演の
一つといえると思います。
また、竹内てるよさんの詩も、
読むだけでも非常に味わい深いです。



※「女声合唱曲集 子供が花を」(竹内秀男 編 1992年)に
楽譜が収録されているみたいですが、
手に入りにくいみたいです。
女声合唱曲集「海のオルゴール-子にささげる愛と詩-」ですと、
受注生産しているみたいです。




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『巨木のうた』―♪人の混みあう 人の混みあう~異色な感じだけど、聴きごたえもある課題曲

昭和62年度NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲A
巨木のうた
作詞:木島始、作曲:林光

 

 

 

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ひとの混みあう町なかの広場に
ふりあおいでも梢が見えぬ
大木 一本 植えるとしよう

ひとりでなくて三人五人と
手をつないでもかかえきれない
大木 一本 植えるとしよう

------

 

選択制時代の高等学校の部の課題曲は、

4曲から選択できます。(2010.11.26加筆・修正更新)

新曲のAからか、B(混声用・男声用・女声用)

から選択できます。
この年は新曲でAは、「巨木のうた」、

混声のBは、昭和56年度の課題曲「わが里程標(マイルストーン) 」、

男声のBは、昭和49年度の課題曲「ともしび高くかかげて 」、

女声のBは、昭和45年度の課題曲「赤い機関車 」と、

バラエティに富んだラインナップです。

 


ちなみに、前年度までは課題曲Cが

男声用のラインナップを用意していたのに、

この年からは消えています。

(平成元年度にもう一度復活してるようです)

常に課題曲Bには男声用が用意されていました。

(2010.11.26加筆・修正更新)
 

作詞の木島始さんは昭和59年度の

中学校の部の課題曲「虹のうた 」を

手がけられています。
作曲の林光さんは、昭和44年度と

平成元年度の中学校の部課題曲B

「ことばの歌」を手がけられています。


 

独特のメロディーで曲が始まります。
“人の混みあう 人の混みあう”
というのが癖になりそうですが。
命のありかを伝えたり、

人間が起こした過ちによって

亡くなった人々の便りを

取り次ぐ(祀る?)ような大木を一本植えよう、

と歌っているのですが、

歌詞の真意がちょっと捉えにくいですね。
そういう存在の木を大事にしよう

ということなのでしょうか?


 

ちなみに、男性四部合唱で

川越高等学校の音源(銀賞授賞)が

公開されていますが、

なかなか聴きごたえがあっていいですよ。
最近男声が全国の舞台で

お目にかかれないのが寂しいですね。

 

 

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