Nコンブログ【NHK全国学校音楽コンクール合唱ファンブログ】 -128ページ目

「旅立ちソング」が流行りのNコン課題曲の中で、おススメしたい過去の旅立ち系課題曲

昨今のNコン中学校の部といえば
「ポップス部門」であり、また
「旅立ちソング部門」でもあります。
今年も「桜の季節」とそれを予感させます。


過去のNコン課題曲の中でも
旅立ちソングはいくつもあります。
以前に特集したことがある気がします。
その中でも好きな旅立ち系課題曲を。
各部門1曲だけ選んでます。



どの曲か迷いましたが、
明るく元気なロックな課題曲を。
阿久悠さんと小林亜星さんという
ヒットメーカーのコンビ。

今聴いても古臭さを感じない、
一度聴いたら耳から離れない、
そんな課題曲です。

ちょっと不思議も
ちょっと疑問も
ちょっと悩みも訪れる


突き抜けたような明るさを持つのに、
どこか不安を抱えた主人公が
前向きに突き進んでいく感じが好きです。

阿久悠さんがどんな思いを込めたのか、
「教育音楽」から要約すると、

<今の若い人>
これから何は起こるか分からない
という意識が非常に少ない。
→きちっと先が見えていることの
利口さに寂しさを感じる。

次から次へと人生の中で
何が起こっていくのだろうか?
→自分なりのコンパスなり、
なんなりで泳いでいくものだ=「夢」
→生きていくこと=「ファンタジー」




この曲は大人になってから知った課題曲ですが、
とても元気をもらえる課題曲です。
旅立ち前の学生が歌うと、
より共感するのではないでしょうか?
作詞の片岡輝さんは数多くの課題曲を手がけてますが、
どの課題曲の人生哲学も共感が大きいです。

この年の出場校の演奏をすべて聴きましたが、
私はやはり銅賞の鍋島中の演奏が
心にぐっと響きます。
あの大胆で若さみなぎる演奏は素晴らしいです。

作詞の片岡さんからのこの課題曲を歌う
学生へのメッセージを。

「いまを力のかぎり 生きて生きる」ならば、
必ず生きることの素晴らしさを、
「差し込む光が照らし出す時」
があると信じています。




課題曲の中ではマイナーなのでしょうが、
よく聴いてる課題曲です。
詩人の吉原幸子さんと、
作曲家の大中恩さんによる課題曲です。

月までなんか行かなくっても
みんなのこころにきっとある
朝焼けの 地平線
夕焼けの 水平線
うつくしい今日と明日

旅に出よう こころの旅に


この終結部のフレーズがとても大好きです。
「みんなのこころにきっとある」と
各パートが畳み掛ける部分は、
涙が出そうになります。
朝焼け・夕焼け
地平線・水平線
今日・明日
対照的な「うつくしいもの」を並べることで
「こころの旅」の壮大さと美しさを感じます。


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合唱曲「葡萄と風と赤とんぼ」の思い出

「葡萄と風と赤とんぼ」という合唱曲、
一定年代の人はよく知ってると思うんですけど、
Nコンでもよく歌われた湯山昭さんの楽曲です。


みどり小さい つぶでした
やがて葡萄になりました
今は秋 丘の畑に
かすみがおりてくる
葡萄よ 葡萄よ
そのむらさきを
すこしわけて下さいって おりてくる



小学生のころは合唱部の先輩たちの歌う姿に
憧れながら聴いていた思い出があります。
終盤の「空にいつもの富士山が」以降なんかは
思わず涙ぐみそうになるくらいでした。
タイトルもちょっとおしゃれですよね。


動画サイトで島根大学教育学部附属小学校の
OB・OGの皆さんがこの曲を歌っている映像がありました。
島根大附小が平成2年に銀賞入賞した楽曲です。
この年の演奏はやや大人びた歌声で印象的で、
繰り返し聞いていたのを思い出します。

後ろ姿ではありますが、岡田正樹先生の指揮も
私の思い出の中のままで驚きました。
しかも大人の歌声でこの歌を聴くのは初めてで、
この曲の魅力に再び惹き込まれました。


最近ではパタリと歌われなくなりましたが、
小学生にとっては新鮮な楽曲だと思うので、
ぜひ一度、歌ってみて欲しい1曲です。


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【Nコン2014】今年のNコン課題曲担当者はどんな作品を手がけてきた?

タイトルが先行発表になった今年の課題曲。
今年の担当者の方々がどのような作品を手かけてきたか、
少し紹介してみようと思います。


勇気

「ゆうき」(同声二部)
(作詞:中川李枝子、作曲:村松崇継)

中川さんは、絵本の「ぐりとぐら」でおなじみ。
他にはジブリ映画「となりのトトロ」主題歌
「さんぽ」は誰でも口ずさめるはず。

村松崇継さんは北川景子・錦戸亮主演で公開中の
映画「抱きしめたい」の映画音楽や、
来年公開のジブリ映画「思い出のマーニー」の
音楽を担当されます。
関西圏の方ならUSJのクリスマスのCMソング
と聴けば誰もがわかりそうです。
(※もともとはNHKのドラマ主題歌です。)
歌はイギリスの少年合唱団リベラ(Libera)。
天使の歌声です。


リベラ「生命の奇跡」(Song of Life)

偶然にもお二人ともジブリ作品と縁があります。
そんなお二人が本日対面されたそうです。
今年のテーマと同タイトルである「ゆうき」。
どんな楽曲になっているのでしょうか?
初演では村松さんがピアノを担当します。



「桜の季節」(混声三部・女声三部)
(作詞:ATSUSHI、作曲:ATSUSHI/マシコタツロウ、編曲:加藤昌則)

中学校の部はEXILEのボーカル、ATSUSHIさんが担当。
今年の一番の目玉ともいえると思います。
ピアニスト辻井伸行さんとのコラボ作品も発表し、
合唱版はN児が収録しているそうです。
合唱版の楽譜と音源は無料ダウンロードできます。


EXILE ATSUSHI&辻井伸行「それでも、生きてゆく」

課題曲のタイトルは「桜の季節」。
近年のポップス課題曲の流れは
出会いや別れをテーマにした楽曲が多いですが、
この課題曲もその流れを汲みそうな予感。
作曲はマシコタツロウさんとの共作に変更に。

編曲は3年前の課題曲「証」を編曲された
加藤昌則さんが担当です。
すでに初演の合唱団とも対面もされたそうです。
加藤さんのTwitterからメッセージをご紹介。

Nコンの課題曲、完了!
半年にわたり、ずっと向き合う事になる
課題曲というのに携わるのは、
普段はない大きな責任と負担を感じるものでもあります。
全国の中学生が取り組むのだから。
「証」は今でもあちこちで歌われている事を聞いています。
今年の課題曲も愛されるといいなぁ。と願って送付!


(加藤昌則Twitter @katooonsenseiより抜粋)




「共演者」(混声四部・女声三部・男声四部)
(作詞:小林香、作曲:横山潤子)

高等学校の部はタイトルが意味深な「共演者」。
一人では共演はできません。
誰かがいるからこその「共演」。
その辺りから「勇気」とつながるのか?
詩が発表されていませんが、
どんな詩かかなり楽しみです。

詩は舞台演出家・作曲家の小林香さん。
訳詞や作詞もされています。
舞台演出家ならではの詩かもしれません。
ブログでこのようなメッセージを寄せています。

若者にも大人にも、
長く愛して頂けたらいいなと思っております。

どんな表情で、歌うのかな?
どんな目で、どんな思いを乗せて?

若い皆さんの演奏を聴くのが今から楽しみでなりません。


(小林香オフィシャルブログ「Caori Covayashi」より一部抜粋)


作曲はすでに数多くの合唱曲を手がける横山潤子さん。
平成11年度小学校の部の「ほほう!」や、
平成15年度中学校の部の「白いページ」の編曲、
平成17年度中学校の部の「花と一緒」を
手がけられています。
昨年の中学校の部金賞校の自由曲
「たましいのスケジュール」も横山さんの作品。
ちなみに横山さんにとって男声合唱曲は初とのこと。



第81回(平成26年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲 小学校同声二部合唱 ゆうき

第81回(平成26年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲 中学校混声三部合唱 桜の季節
第81回(平成26年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲 中学校女声三部合唱 桜の季節

第81回(平成26年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲 高等学校混声四部合唱 共演者
第81回(平成26年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲 高等学校女声三部合唱 共演者
第81回(平成26年度)NHK全国学校音楽コンクール課題曲 高等学校男声四部合唱 共演者


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