これまで、人間の脳には、この世界の外側に行ける機能がある、ということについて書いてきました。
今まで触れてはきませんでしたが、結局「夢」というビジョンも、脳内で起こる「可能性」の一部を見てしまっている可能性があります。
、、、脳内で起こる可能性、、、
それがつまり、、未来(過去)ということになります。
未来とは、可能性です。
それでは、今までの概念と変わらない理屈じゃないか、と考えますが、、、、。
未来が不確定の可能性の塊である以上、過去も不確定の塊なんです、と言うのが、ここでこれまでに書いて来た内容です。
しかし、それでは、未来とは、糸の切れた凧のように、不規則に、予測不能な方向に行くか、と言えば、決してそうではありません。
未来には、変えて良い範囲が存在する、私がここで過去に書いた事がありますよね。
未来を変えて良い範囲、、、、
もちろん大きく変えても良いのかもしれません。
しかし、それでは、時間軸がその事象に追い付かなくなってしまいます。
、、、追い付かなくなる。
何が?
ということです。
未来が予定のコースを外れて急に曲がると、その辻褄を合わせるように、過去も鋭角に曲がってしまいます。
それは、好ましくはないのです。
(ちなみに、今嵐が来て、この図の作成が拒まれています、、、)
過去は、恒常的に変化している、それは、未来が「自我」によって選択されているからです。
この図を見てください。
これは、エネルギーを含まない物質が、未来に向かってどう作用するかを示したものです。
、、、なんだか当たり前の図なのですが、、、、
これに「エネルギー」の概念を付加させると、このようになります。↓
解るでしょうか?。
例えば「ゼンマイ」
前の図は、巻いていないので、未来に変化をもたらさない物質の関係性、しかし、この図は、巻いてあるゼンマイのため、未来に変化を起こさせるエネルギーを含んでいる図です。
(厳密には、エネルギーを有さない物質は無いはずなのですが、、、)
巻いていないゼンマイは、オルゴールの音を鳴らすことは出来ませんが、巻いてあるゼンマイにはオルゴールを鳴らす「可能性」や物を動かす「可能性」を孕みます。
そのオルゴールの音に感動する人がいたとした場合、これは未来で出会うのです、これらが出会う過程に、このスパイラルは存在しているのです。
なぜ、このようにスパイラルしているのでしょうか?。
本来「力」とは、未来を変化させる能力があるため、「引き寄せ」が発生することは以前も書いてきました。
それであれば、直線的に未来で一つになれば良いのですが、、、
実はこの引力、単純に物質「A]と「B]の間に存在しているものではないのです。
次に、下図をご覧ください。
関連するあらゆる事象が、この大きなスパイラルに引き寄せられて、同じ方向に向かって回転して行く図になっています。
そうなんです、「エネルギー」には、未来のあらゆる関連事象を、巻き込んで行く傾向があるのです。
私は以前から、どうしてああらゆる事象には、未来で関連付けられたような「因果」が生じるのかが不思議でなりませんでした。
これは、以前も書いたことですが、、
天皇陛下が、未だ民間人だった「小和田雅子」さんと婚約したい、との話が持ち上がった時、宮内の陰陽師は、「それは良縁です」と答えた、あの話。
「オワダマサコ」「カワシマキコ」
天皇陛下の奥様、皇后陛下と、秋篠宮殿下の奥様、秋篠宮妃の、それぞれ旧姓を並べると、、、
オ ワ ダ マ サ コ
カ ワ シ マ キ コ
色付きの文字を、上下入れ替えても、お互いの名前になってしまう、、、。
どうしてこのような現象が?、と思っていたのですが、これも、太い大きな事象のスパイラルに対して、過去の事象が巻き込まれるように引かれた結果なのです。
、、、逆に言えば、天皇陛下(当時の皇太子殿下)のご婚礼とは、それほどに大きなスパイラルを構成していたことになります。
また、陰陽師が、どうしてそれらを知り得たのか、私はそちらの方にこそ、背筋の凍る思いをしたのです。
何度も書きますが、未来とは可能性です。
それ故に、可能性の極めて薄い、また起こり得ない事象は、選択肢に入ってきません。
ですので「マンデラエフェクト」で発生する、大陸移動も、それは近似世界線の「可能性」に含まれる範囲の中でしか起こらないのです。
以前も出した図ですが、オーストラリア大陸は、他の大陸に比べて左右に動いていた可能性が非常に高い大陸です。
これは、私が以前から書いている「地球膨張説」に帰結するのですが、この膨張率の最も大きい場所の中間に位置するのがオーストラリア大陸だからなのです。(一番膨張したのが太平洋です)
それ故に、アフリカ大陸が逆さまになったり、北アメリカが南極に移動することはほぼ有り得ない「可能性」という事になります。
当然マンデラエフェクトも、可能性の範囲を出ることは出来ません。
それ故に、並行世界は幾つあるのか、と問われれば、無限に近いのですが、全て同じ濃度ではない、という言い方が適当だと感じます。
つまり、スパイラルはとてつもない数が存在し、その一つ一つのスパイラルは、複雑に引き合って、絡まるのです。
思い出して頂きたいのですが、、、、「君の名は。」の回で書いた内容、おばあさんが「時間」の概念について、語った内容
、、、以下、劇中に出て来るセリフです。
全部神様の力や。
ワシ等の作る組紐も、せやから神様の技
時間の流れそのものを表しとる。
寄り集まって形を作り、ねじれて絡まって、時には戻って、途切れ、また繋がり
それが「結び」、それが時間
あらためて読んで頂くと、時間の流れ方と、その図式、、、そして、構成方法が解ると思います。
その時の内容です↓
【その2】驚いた!「君の名は。」の魔法が一瞬、解けてしまった (ameblo.jp)
そして、この理屈を陰陽師は知っていた訳ですね、、、凄い。
そう言えば、「すずめの戸締り」に出て来る内容も、、、、妙に陰陽師していたのは偶然でしょうか?(笑)、、ということです。
ここで起こったスパイラルは、「現在」というところから始まっているような図式になっていますが、これには本来「過去」という領域を同時に図示しなければなりません。
なぜなら、このスパイラルを構成する源流は過去に存在していて、未来のスパイラルに引き込まれる事象は、既に過去から、そのスパイラルの発生に対して、動き出しているからです。
、、、それが「雨男」の存在理由なわけですし。
2062年さんとレイニーカンパニーの謎 | 和のブログ (ameblo.jp)
それが、残念ながら、今回は図示できませんでした。
嵐が来てしまいましたので、、、、。