2062年さんとレイニーカンパニーの謎 | 和のブログ

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今まで誰かに話そうという気にはなりませんでしたが、息子の死をきっかけに、ブログという手段で誰かに読んでもらうのもいいかと思い、はじめてみます。

今から百年ほど前、レイニーカンパニーという会社がアメリカにあったそうです。何年か前にテレビでやっていたのですが、二人の兄弟が雨を降らせる商売をしていて、降らなかった場合は全額返金というものでした。どのような方法で雨を降らせていたのかは誰にもわかりません、なぜならそれまで完璧な降雨に成功していた彼らは、たった一度降雨に失敗し、以来行方知れずとなったからです。番組では結局この謎は謎のまま終わりました。

息子が亡くなって最初のお彼岸。本当は仕事が入っていたのですが偶然仕事が無くなり、本来一番忙しい時期なのに代休まで取ることが出来ました。そして普段バラバラな家族は珍しく予定が無くなり全員で御墓参りに。思えば納骨以来の家族勢揃い。息子が引き合わせてくれたのかな、と思いつつ、世の中にはこのような偶然を引き起こすメカニズムがあることも実は良く知っています。

 職場の後輩に、いつもスピリチュアルなことをよく相談する人ですが、息子が成仏出来ない可能性があると助言してくれた人です。

 四十九日に成仏間できなかった場合、どうにもならない時には青森の知り合いにお願いするという方法を提示してもらいました。

 なんでも、本当に必要な時には、その人のところへ行く場合どんなに忙しい人でも不思議とその人が指定した日時に仕事が入ることは無いのだとか。

 この話を聞いた時、後輩は霊的なことには敏感でも時間軸についての感覚は無いのだと気付きました。そして恐らく、その青森の知り合いは、逆に霊的なものの他、この時間に関する仕組みを理解しているのだと感じました。本当に必要な時にほかの用事が全て避けていくなんて、一瞬おかしなことと思いがちですが、これこそが時間の流れについて私が感じる最新の情報に他なりません。

では、この偶然の重なりとは一体何でしょうか?

そのヒントが先ほどのレイニーカンパニーにあります。

強い思いや行動は同質のものを引きつける引力のようなものがあります、その引力で時間を過去から未来、未来から過去へと何度も繰り返すことで鉄が磁石になるように、ある種の引力を帯びてくるのです。その結果意識もしていないのに雨という事象が重なるようになり、場合によってはかなりの高確率でその人の行いと雨という事象が未来で繰り返しぶつかり合うようになるのです。

つまり冒頭のレイニーカンパニーとは、強い属性を持つ兄弟がこの何の役にも立たない属性を活かして商売をしよう、というのが恐らく正解です。つまり彼らは依頼を受けてから何もしていないのです。ただそこへ行くだけ、すると雨が降ってくる。いわゆる雨男というやつです。テレビを見ていて、すぐ気付きました。

しかしこれは雨という自然現象と特定の人物という取り合わせだから目立つだけで、このような強い属性はあらゆるところに存在します。今回の我が家の全員が揃うのも一種の属性で、誰かが強くそれを望んだのです。では誰が。

私も望んでいましたが、多分死んだ息子本人でしょう。お墓参りは全員で行かないと意味が無いのだとか。つまり死んだ息子の思いやエネルギーは死んでも変わりなく存在し続けていることになります。

私は大分前にこれに気付いて以降、物事には流れがあって、その流れを見定める一つの方法として活用してきました。これが見えるようになると、一番正解の方角、方向、方向性がわかるようになってきます。流れには逆らわない、強い流れには乗る。これが一番近道のようです。

予言者の予言が外れることがしばしばあって、自身の未来も微妙に見たものとズレる理由はここにあります。そう、未来は同一線上のものでは無いのです。

当たり前と思う人もいると思います、でもそれが答えの全てです。よくタイムトラベルが存在し得ない理由にタイムパラドクスを挙げる人がいますが、この件は今回のブログの中で、実は完全に解決できる事なのです。もしそれが理解出来た人は是非お友達になりたいですね、意外と理解出来る人が少ないのです。他のブログやページを見ていても、それはほとんど皆無に等しいのです。2062年さんのように、未来が近い人は、案外近似した未来なのかもしれませんね。多分、大きな事象は大きく外れない、属性が強いからです。一番印象的だったのがヒトラーの予言で、原爆で滅びる日本の都市を三つと言っていたそうです、近似した未来に三つめがあったのかもしれませんが、現世は二つでした。

もっとも2062年さんとヒトラーの予言が本当に本物ならという条件付ですが。

感覚的にこの二人は種類は違いますが本物の感じがしています。2062年さんは最初の人だけで、それ以降名乗っている人は誰だか分かりません。ただ最初の人は異質です。一体何者なんでしょうか?