前回、嵐が来てしまったため、書くことが出来なかった部分です。
それだけ、際どい内容かな、とも思います。
前回までは、時間の流れと重要な事象には引力が生じ、それに引かれるように物事は集中し始める、ということを書いてきました。
さて、この上の図は、本来の書くべきものとは少し概念が異なります。
それは「過去」を図示していないからです。
それでは、この図に過去を含ませて図示すると、どうなるでしょう。
普通なら、こう感じるはずなのです。
これは、「現在」に発生した人の意思=エネルギーが発生した図です。
この強い意思は、周囲のものを巻き込んで行きます。
その「もの」とは、物質であり事象であり意思でもあります。
ところが、この巻き込まれた周囲を回転し始める「もの」は、このような状態ではないのです。
その状況を図示したものがこれです。
解りますか?。
現在に発生した強い意思に対して、その周りに集まり始めるあらゆる事象や物質、意思という物は、何故か現在に発生した強い意思の前に、既に反応が出て、引かれ始めてしまうのです。
例えば、私が強い意思をもって、幕末に維新を起こしたい、と考えた「今」という瞬間よりも前に、すでに幕末の志士達は私の周囲に集まりはじめ、世界は「幕末」へと動き出すのです。
、、、、まさか、そんな、、と、思いますよね。
でも、良く考えてみてください、世界には男が40億人、女が40億人いて、ほとんどの人は、たった一人の相手としか結婚しないのです。
もちろん、100%満足ではない、と思われるかもしれませんが、どうしてか、その相手と一生を共にしてしまうのです。
(「未来の思い出」の話でも書きましたが、、、私の、ちょっと切ない思い出ですが、よろしければ↓)
未来の思い出を強く感じたエピソード | 和のブログ (ameblo.jp)
これは、相手を好きになり、愛するよりも前に、既に二人の結婚に向けたプロセスは始まっているのです。
なんとなく、そう感じる事が出来る人が多いのでは、と思います。
同じく、このような考え方が無いと「雨男」の理屈が証明できません。
もし、それが納得できないという人は、前回書いた「オワダマサコ」「カワシマキコ」の入れ替えについてを思い出して頂きたいのです。
このような事象を引き起こすには、もう一つ、時間が何往復もしていないと辻褄が合わないと考えていました。
しかし、それでは、逆方向への時間の流れを認識出来る観測者が必要になってしまいます。
しかし、時間の流れは、完全に戻ることはありません、なぜなら、同じ「現在」を再現することは、極めて困難だからです。
過去から現在、未来への流れは、一本の流れではありません、網の目のように複雑に絡まっています。
平行世界は複雑に絡まる、そして自我という世界も絡まるのです、「君の名は。」の組紐が、それを示すように、です。
例えば、大きな川の流れを10mズラすのは、とてもエネルギーを必要としますが、雨粒の落下位置を、全く同じに再現することは過去に戻ったとしても困難です。
これら、変化しやすいものと、しにくいものが存在します。
解りやすく言えば、質量の大きいもの、意思の強いもの、因果の強いものは、動きにくく、それらが弱いものは、簡単に動いてしまいます。
それは、現在から未来にかけての流れだけではなく、過去も簡単に変化してしまいます。
どうして未来の事象やエネルギーによって、過去が変化してしまうのか、これがその原因なのです。
もし、この現在に発生した「強い意思」が、発生しなければ、周囲に向かって来た「もの」は、この事象の中央に集まる必要が無くなってしまいます。
そうなんです、例えば、私が維新を諦めて、普通の生き方を志した瞬間に、これら集まるはずの事象は、集まらなかった過去へと変化してしまいます。
しかし、そんなことでいちいち過去が変化していたら、過去は膨大な変化を要求されてしまうし、そんな変化すれば気付くだろうと、普通思いますよね。
ところが、です。
この変化した過去とは、事象単体で変化したのではなく、世界線自体が変化してしまうため、その許容量を超えることはないのです。
当然、世界自体が変わったものに置き換えるため、記憶自体も全て変化してしまうため、現在を生きる私達が普通、その過去の変化に気付くことはありません。
しかし、それが起こってしまう現象が「マンデラエフェクト」でしたよね。
マンデラエフェクトには、法則性があるため、これについては今回は割愛します。
しかし、この、「現在発生した強い意思(エネルギー)」の関係については、もう少し深堀します。
これが今回、一番言いたかったことでもありますが、、、。
この、意思が発生した時から始まるスパイラル、これとよく似た物を、皆さんは良くご存じのはずなのです。
それは、、、、これをご覧ください。
太陽という強い意思の周りに回転し始める惑星の図、という事が言えます。
実は、先ほどもお話しした、雨粒の落下位置は変化しやすいが、川の流れを変えるのには、より強いエネルギーが要る、という部分がそれに該当します。
要するに、天体ほどの質量を持ったものを変化させるには、かなりのエネルギーが必要になるます。
これは、物質的なエネルギーも、意思としてのエネルギーも、同義ではあります。
しかし、問題はそこではありません。
これを横にしてみると、
ですよね。
解りましたか?、
この太陽系は、つまりこうなります。
大きい質量の導線は、変化しにくい、つまり、逆を言えば、星の動きに、私達の運命や未来は、かなり引っ張られているという事になるのです。
、、、解りましたか?、この図示。
これは「どうして星占いが当たるのか」という事を、横から見た図なのです。
この数年で良く聞くインドの占星術師アナンド君。
彼の占星術は良く当たると評判ですが、私は本来、星占いという物が大嫌いです。
同じ月に生まれただけで、世の中の人が全員同じ運勢になるとは、考え方が雑だと感じるからです。
ところが、これが複雑な占星術という手法ではどうでしょう。
私はこの分野に完全な素人ですので、あまり言えませんが、一つ言えることは、占星術には、このような引力の関係を利用した未来予知と同じ方法が取られているということなのです。
これは、占星術に限った事ではなく、この世の全ての事象は、全て未来に起こる強いエネルギーに引き寄せられ、リンクします。
ですので、現れるのです、未来がどうなるのか、という図式が。
これは、天気図によって明日の天気が予知できるのと、似ています。
そうなんです、天気だけではなく、この世の全てが同じような仕組みで動いているのであれば、未来予知は未来予報として可能だ、ということになるのです。
それが顕著に表れたのが占星術というだけで、案外手相もタロットも、いわゆる占いとされるものの多くが、これを利用しているはずなのです。
そうすると、過去が変化する、という最も顕著な現象は、この占いの中にもあるのでは?、ということになりますよね。
そうなんです、あるんです、、、
手相占いって、これなんです。
手相は、未来が変化すると、それに合わせて変化します。
手相が毎日変化している、というのは有名な話ですね。
イマイチ正確に占う事が出来ないのは、正しい答えがまだ発見されていないだけかもしれません。
占い嫌いでありつつ、私は占いの「当たる」仕組みは良く理解しているのです。