夜明け前。 -433ページ目

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今夜は、うまく眠れる事が出来るだろうか。

なんだか少しだけ不安だ。


明日の事を、考えたり

君の事を、考えたり

読み終わってしまった本の事を思い返したり

明日から読み始める本が気になったり

インフルエンザに怯えながら、床に着く。


今夜は、色々な事を想おう。

そして君が、ゆっくり眠れる事を祈りながら。





0509






誰かを好きになって、毎日が楽しくもなり

そして毎日が切なくもなり、苦しくもなる。

毎日が嬉しくなって、眠れない夜も過ごす。


君を好きになって、寂しい思いもした。

君を好きになって、意地も張った。

君を好きになって、涙も流した。


嫉妬を感じたり、独占したくなったり。

笑ったり、怒ったり。


誰かを好きになるって事は

人間らしい感情なんじゃないかなって、この頃想う。



0508






感情の機能が壊れてしまったのではないのか。と、自分でも思ってしまう程

ここ数年の僕は、どうやら鈍っている。

『別れ』というものを、特別何かを失うような失望感というか、喪失感というか

寂しいものと感じなくなってしまっているんだ。


例えば、小学校の頃の仲の良かった同級生が転校してしまう日

僕は一人、胸を熱くさせていつまでたっても家に帰る事が出来なかったっけ。

中学校の卒業式の日、別々の道を選んだ友人との別れをいつまでも引きずったっけ。

高校の卒業式だってそうだ。就職する奴、進学する奴、二度と会えないような寂しさを感じ

最後の最後まで、涙を堪えていたっけ。


別れが、どんなに辛くて寂しいものかと知ったんだけど、今はそれと全く正反対の僕。

多少寂しいけれど、辛くはない。

永延の別れはないし、別れは再会の約束とも言う。だから、別れは寂しくなくなったのかもしれない。


色々な人と沢山の出会いがあって、その数だけ別れもある。

そんな事を繰り返しているうちに、今の僕になった。


もうすぐ、春。


別れもあれば、出会いがある。