夜明け前。 -431ページ目

0516







普段の僕を知ってる君と、普段の僕を知らない君。

何から何まで知りたがる君と、何も知りたがらない君。

僕は僕で、きっと、君が見てる僕が一番正しいと、そう思うんだ。

だって僕だって同じだから。全く君と同じなんだよ。








0515




物凄く寒い1日だった。

いや、まだ日曜日は終わってはいないんだ。

これから長い夜が始まろうとしている。

そしてまた一週間が始まるんだ。

二月最後の日曜日、君はどんな風に過ごしたんだろう。

僕は久しぶりにゆっくりと、過ごしたよ。

珈琲をじっくり味わったり、少しだけ散歩をした

数時間太陽の暖かい木漏れ日を浴びながら眠ったり

久しぶりに料理を作って、猫と一緒に食べたり。

君の事が気になって携帯電話を、見つめたり。


長いヒトリの夜が始まるから、煙草と珈琲を準備しよう。

誰にも邪魔されないように、携帯電話はオフにする。


今夜は、僕だけの時間を愉しもうと思います。

そっと見守っていてください。






0514





またね。

そう言って見送る君と歩き出す僕。

僕たちは、別々の電車で別々の場所へ向かった。

日曜日の早朝は電車が空いていて気分がちょっとだけ良い。


明け方の空を一緒に眺めて、僕が入れた珈琲を飲んだ数時間前。

一緒に居れば、わかる事が沢山あるんだ。

今日も少しだけ、また君を知った。

重ねた時間だけ、何かが増えていく。

大切な、何かを。