夜明け前。 -360ページ目

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通りすがり







もうすぐ、僕も行かなくちゃ。

待っているのは、もう、疲れてしまったよ。








0835




廃棄物










気がついたときには、賞味期限が切れていた。

新しいものも、時間が経てば古くなってしまう。

鏡を見ながら、そんな言葉を呟く君が、愛しいよ。

君を、いつまでたっても新鮮に感じる僕は

きっと、消費期限も、賞味期限も、全くないんだ。










0834






夕暮れ時







真っ暗な闇が訪れる前に、君とここでハグをした。

人目を気にせず、キスをして、

僕らは静かに闇に包まれる東京を、ぼんやりと見つめたっけ。