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猫が僕を、待っていた部屋。
誰も待っていないよりは、幸せだなって想う。
猫だって、きっと僕が帰って来なければ、寂しかったはずだから。
僕らは、寄り添って10月って月を話しながら眠るんだ。
互いの温もりを、味わいながら、静かにゆっくりと。
ねぇ、君は今どんな夜を、過ごしているんだい。
僕を、求めてはくれないのかい。
少しだけ、聴いてくれないかな。僕の話を。
君に、話したいんだ。僕の事。
いつだったか、君は言ってたっけ。
僕を、君だけのものにしたい。って。
もう、君だけのものになってるじゃないか。って、笑ったっけ。
だけど、そうじゃない。もっともっと、って君は言った。
これ以上、何を望むんだろう。と、僕は正直戸惑ってしまったけれど、
あの頃の君の気持ちが、今になって解る。まさに、今、僕がそうだから。