01018 |   夜明け前。

01018










いつだったか、君は言ってたっけ。

僕を、君だけのものにしたい。って。

もう、君だけのものになってるじゃないか。って、笑ったっけ。

だけど、そうじゃない。もっともっと、って君は言った。

これ以上、何を望むんだろう。と、僕は正直戸惑ってしまったけれど、

あの頃の君の気持ちが、今になって解る。まさに、今、僕がそうだから。