夜明け前。 -183ページ目

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手が届かなくなったら、厭。



















君も同じような事、考えてたんだなぁって、君も同じ気持ちなんだなぁって、そんな風に想ったんだ。本当に。僕らは少しだけ、ほんの少しづつ、似て来てるのかもしれないな。って想ったらなんだか少しだけ、恥ずかしくなったんだ。似た者同士なんかじゃなかった僕ら。年数や時間を重ねて、お互いの思考が重なり合ってきたんだなって想うと、なんだか恥ずかしいやら、嬉しいやら。そんな浮かれた僕の土曜日が、もうすぐ終わろうとしてるんだ。時刻はとっくに土曜日は終わってしまっているのだけど、だけど僕の土曜日は、終わらない。だって、僕の土曜日は僕が、終わらせるんだ、ちゃんと。次は、いつ逢えるんだろう。約束なんか、しない僕ら。だけど今日だけは、少しだけ、約束したい気分になってしまった。秋って、厄介だな。そう、想う。秋のせいなのか、君への想いが強いのか。秋のせいにしようって想う僕は、少しだけ卑怯かもしれない。だけど、きっと、秋のせい。







いつだって、手の届くところに、いるよ。ほら。










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きっと、想い出を抱いて眠るのなんか、身体に良いわけがないんだ。想い出よりも、今を、抱いて眠りたい。体温や、肌の感触や、匂いに包まれながら、静かに、深く眠りたい。
















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逢いたい。逢いたいって、想う気持ちに、反抗してみようかなって想ってさ、抑えてたんだけど、もう、きっとこれ以上抑えきれないってところまで来てしまってるようなんだ。爆発するか、萎むかは、自分でもわからない程に。理由なき反抗。僕の気持ちと、頭と、身体は、ばらっばらになってしまってるようで、繋がってるのかもしれないなんて、時々そんな風に想うのは、やっぱり君の事が、好きだからじゃないかなって、想うんだ。そう、想うんだよ。
















早く朝に、なれば良いのに。