夜明け前。 -185ページ目

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高校生の僕が、好きで好きで仕方なかった恋人が、夢に、出てたっけ。

なんだか、眼が覚めたら切なくて、恋しくて、ああ、あの人は、今何やってんだろうって、想った朝だったんだ。そんな気持ちを振り払うかのように僕は洗濯を、今しています。秋晴れで、物凄く天気が良い祝日の朝に、ゆっくりのんびりアタタカイ珈琲が部屋中に漂うのを、待ちながら。出来れば、トーストが食べたいのだけれど、パンが、ない。昨夜作ったきのこの炊き込みご飯が、ある。やっぱり朝は、パンが良いなって、いつか君と言って笑った朝を想い出す、僕の愛しい君は、今頃どこで、何やってんだろうって、想った。数十年前の、恋人の顔と、今の僕の愛しい人の、顔が、こちらを見つめている。幸せな、朝だ。










今日はゆっくり本でも読みながら、過ごそうって想っているんだ。少しだけ、君を想い、少しだけ、昔を懐かしんだりしながら。ヌカヅケでも、混ぜながら。良い祝日を。







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今僕が、吐いてる言葉は、本音だろうか。






















ほん‐ね【本音】 別ウィンドウで表示
本来の音色。本当の音色。 本心からいう言葉。「―が出る」「―を吐く」





















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君と同じ夕暮れを見てたあの時間が、今の僕には物凄く、遠い昔のように想うんだ。どうしてかな。