夜明け前。 -182ページ目

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あと2日もすればまん丸の月になるよ。ねぇ、君も見てるかな。

物凄く綺麗な月が、ぼんやりと夜空に浮かんでるんだ。煙草を吸いながら、見てるだろうか。あの月を。

僕は君を想い出しながらぼんやりと煙草を吸いながら見てたんだ。物凄く綺麗な、今宵の月を。










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10月に入って、まだ君に逢う事が出来ていない僕は、少しだけ、抜け殻のようになっているんだ。

ほら、夏の始まりの蝉の抜け殻のように、少しだけ、なんだか透明で、古いものを置き去りにしているような、そんな感じ。僕は、君に逢えないと抜け殻のようだって、想うんだ。過去の亡霊に、囚われている。過去っていったって何年も昔の過去じゃない。君と過ごした時間の過去。早く君に逢いたい。そして、いつもの僕に戻りたい。そんな風に想っている三連休の最後の夜。









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僕は、ヒトリじゃ、寂しいなんて、想わないけれど、だけど、君が横にいないのは、寂しい。