01370 |   夜明け前。

01370





















10月に入って、まだ君に逢う事が出来ていない僕は、少しだけ、抜け殻のようになっているんだ。

ほら、夏の始まりの蝉の抜け殻のように、少しだけ、なんだか透明で、古いものを置き去りにしているような、そんな感じ。僕は、君に逢えないと抜け殻のようだって、想うんだ。過去の亡霊に、囚われている。過去っていったって何年も昔の過去じゃない。君と過ごした時間の過去。早く君に逢いたい。そして、いつもの僕に戻りたい。そんな風に想っている三連休の最後の夜。