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手が届かなくなったら、厭。
君も同じような事、考えてたんだなぁって、君も同じ気持ちなんだなぁって、そんな風に想ったんだ。本当に。僕らは少しだけ、ほんの少しづつ、似て来てるのかもしれないな。って想ったらなんだか少しだけ、恥ずかしくなったんだ。似た者同士なんかじゃなかった僕ら。年数や時間を重ねて、お互いの思考が重なり合ってきたんだなって想うと、なんだか恥ずかしいやら、嬉しいやら。そんな浮かれた僕の土曜日が、もうすぐ終わろうとしてるんだ。時刻はとっくに土曜日は終わってしまっているのだけど、だけど僕の土曜日は、終わらない。だって、僕の土曜日は僕が、終わらせるんだ、ちゃんと。次は、いつ逢えるんだろう。約束なんか、しない僕ら。だけど今日だけは、少しだけ、約束したい気分になってしまった。秋って、厄介だな。そう、想う。秋のせいなのか、君への想いが強いのか。秋のせいにしようって想う僕は、少しだけ卑怯かもしれない。だけど、きっと、秋のせい。
いつだって、手の届くところに、いるよ。ほら。
