夜明け前。 -140ページ目

01497










引っ越してから毎朝洗濯をしてるような気がする、雨の日、以外は、毎日。風が物凄く通るベランダに干される洗濯物が、なんだか気持ち良過ぎてしまうんだ。扇風機一台でも十分な程、良い風が通る。いや、本音を言えば早くエアコン使いたいなぁって想ってるんだけど。風が通るけど、埃も溜まるような気がするんだ、全開にしてたら。2日に一回掃除機をかけてるような気がする、せっかく綺麗な部屋だからって、綺麗に使おうって想ってるんだけど、煙草を室内で吸ってたらどのみち汚れてしまうのだけど。さすがにベランダ限定で喫煙する気には、なれない中途半端な僕なんです。近くに大きな公園がふたつ。一個は、歩いてる時に見たけれど、もう一個は、まだ見た事が、ない。そのうち休みの日にでもカメラでも持って、散歩にでも行こう。とか、考えたり、しています。









  夜明け前。





火曜日が、始まろうとしてるんだ。火曜日に特に強い思いなんかないけれど、今日は資源ごみの日のようで、ペットボトルとか、缶ビールの缶だとか、出さなくちゃいけない日みたいなんだ、ゴミ曜日が変わると、なんだか生活リズムも変わるような、そんな気がするのは、僕だけかな。だって昨夜、あ、明日は缶の日だって想ったら急にビールが飲みたくなってしまったもの。月曜日から僕は一人自宅でビールを6缶飲んだ。ぼんやり料理が出来るのを待ちながら。本を、読みながら。さて、沢山の缶を、捨てに行くとするか。









01496












冷たい野菜ばかり食べてると、身体に悪いよって君がこないだ言ったから、温野菜たっぷりの鮭のホイル焼きを作ってみたんだ。真新しいスチームオーブンを活用してみないとな、って想ったのもあったし。きゅーりだったりセロリだったり、身体を冷やす野菜ばかり食べてる僕の肌は冷たいって、言ったっけ。心だって、冷たいんだけどねって言うと、君は笑った。引越しが落ち着いて一週間。逢いたくて逢いたくて逢いたくて仕方なかった君に、ようやく逢えた。話なんかしなくたって良かったんだ、引越しの話なんか面白いものじゃないのだから。だけど、君はあれこれ聴いて、結局僕は細かい事まで色々と話す事になったっけ。君にしか、そんな話もしないのかもしれないけれど、でも、うん。










  夜明け前。






いつか、君がこの部屋に来る事があるのだろうか。なんて、ぼんやりとベランダから君の事を想った日曜日の夕暮れ。もうすぐ、火曜日が始まっちゃうね。そう、8月最初の火曜日が。














01495





















  夜明け前。







猫が縄張りを作るように、僕も、僕なりに作ってきた街を、離れるんだ。あと、3日で。さみしいような、楽しみなような、複雑な気分で毎日を過ごしているんだ。感情も、体力も、使ってるから、なんだか人肌が恋しいのです。頑張ったね。って、子供の頃のように、誰かに褒められたいって想うけれど、きっと今僕の一番のご褒美は、君と過ごす時間じゃないかなって、想うんだ。早く落ち着いて、君に逢いたいよ。君に、逢って何もかも忘れたいんだ。面倒な事なんか、全部。