夜明け前。 -138ページ目

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  夜明け前。







もう、9月になるんだなぁって、そんな風に想うと、今年の夏ってやつは、夏らしい何かをしたわけでもなく、ただただ生活環境が変わって、それに慣れるのに精一杯の夏だったように想えるんだ。海、行かなかったなぁ。とか、花火しなかったなぁ、とか想うと、なんだか夏が終わってしまうのが寂しく想う。あと数日8月のうちに、夏らしい事、やりたいなぁ。って、想うんだ。8月最後の週末は、何か、夏を。今年も4ヶ月で終わってしまうのか。4ヶ月もあるんだって、想おう。秋が、来る前にしなくちゃ。何かを。君に、Kiss を。









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  夜明け前。









僕らの恋は、必然だと想ってる。そして無くてはならないものだって、想ってるんだ。時が経って、気持ちが募って、同じ時間を過ごせば過ごすだけ、別れが辛いって事は、わかってる。そして、僕らの恋が、もうすぐ終わってしまうかもしれない予感も、ある。いや、いつだって僕は終わりが来るのをわかってたのかもしれない、そんな恋を、ずっと、もう長い間してるんだ。逢えない時間が多くなってきたって、一緒に過ごす時間が、少なくなったって、今は君を手放す事なんか出来ないし、君だって僕を手放す事なんか出来ないって想うような恋を、ずっとしているんだ。それは、切なく、哀しく、寂しい恋かもしれないけれど。僕らが、求めているのだから、良いんじゃないかなって、そう想っているんだ。逢いたいな。ちゃんと、肌で感じたい。そして顔を見て、眼を見て話したいな。もう、ずっと逢ってないような気がする、君に。たった2週間弱だけど、逢いたくて仕方ないんです。













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すず虫の声を聴きながら眼を閉じるんだ。真っ暗な部屋で、生温い温度の中で聞く虫の声は、なんだか物凄く心地が良い。足元で丸くなった猫を肌で感じながら、眠りに、ついてるんだ。毎晩。静かな夜が、僕を包んでくれて、何もかも、忘れてしまって深い眠りについてしまう。このまま、朝なんか来ないで欲しいって願う間もない程に。









  夜明け前。








一緒に、聴かない?