Myhistory61★またもや大ピンチ!年齢詐称がバレる?! | 不登校の心配が信頼に変わる!子どもが笑顔になる不登校カウンセリング

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この「Myhistory」シリーズの記事は

私のこれまでの人生を書き綴ったものです。

 

私の生きてきた足跡が

あなたの生きるヒントになりますようにキラキラ

 

*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

 

 

My history 60↓ のつづきです。

 

 

 

女だらけのレースクイーン、イベント業界にいて

ふと気がつくと、わたしは「ぼっち」だった。

 

 

大体の子は、同じ事務所、同じチーム、気の合う同士で仲間になってて。

あちこちにグループがあった。

 

 

でも私は、どこのグループにも属していなかった。

 

 

個人的に仲良くなった子とは、会ったり電話したりしてたけど。

どこかのグループにガッツリ属してることはなく

どちらかというと一匹狼だった。(まぁそんなかっこいいもんじゃないけど)

 

 

別にそれは私の中では何の問題もなくて。

けど、いざという時に本気で頼れる仲間というのはいなかったし

人数の多い現場では、どこの輪にも入ってないから、どことなく浮いていた。

 

 

地元の友達、幼馴染とかがいるから

悩みはそこで相談できるし、本音言えるし、

まぁそれはそれでいいやと思っていた。

 

 

そんな自分は、相変わらず地味というか。

ブランドものもあまり、ほとんど持たず。

自分が好きと思うファッションをして、

自分がいいと思う人と付き合って

自分がやりたいように時間を過ごしていた。

 

 

 

 

スーツケースに荷物をいっぱい入れて

撮影会の仕事や出張へ行く時。

高級ブランドのスーツケースやカバンを持つ子も結構いるなか

私は母親がイオンで買ってきてくれた地味なスーツケースで行ってたわけだけど。

 

 

ある時人に「もう売れっ子なんだから、もっと良いもの持ちなよ!」と言われ。

「あっ・・・そうなんだ・・・。」と思った、というか

そこでようやく自分の意識の薄さにまた気がつく。

 

 

でも、当時の私は、母が買ってきてくれたそれが単純に使いやすかったし。

革素材のスーツケースは重いから嫌だって気持ちしかなくて。

ハイブランドにも、まだそこまで強い興味がなかった。

けれども売れてきたなら、魅せ方、見せ方、ってもんがあるんだよな、ってことを知った。

(それでもほとんど変えられなかったけど)

 

 

(これは単体のDVDロケで海外へいったとき)

 

 

 

そんな相変わらずマイペースな日常を過ごす中。

近所のおばちゃんがうちに来た時、私と母にこう言った。

 

 

「そういえば、うちの娘が、知らない人からとこちゃんのことを聞かれたらしいよ。」

 

 

ん?なにそれ?

母と目を合わせる。

 

 

「なんて聞かれたの?」と聞くと

 

 

「子どもの頃はどんな子だったか?どんな生活しているか?

学校は一緒だったか?学年は?とか色々と聞かれたらしく。

うちの子はそのまま答えたみたいだけど。」と。

 

 

えーーーーっ、なにそれ?怖っ!!!

もしかして追っかけ?みたいな人が家を探り当て近所の人に聞き込みしてんの?

もしもそうなら、超〜嫌だ、キモいんんですけど!!と思った。

 

 

母は「なんだろね?」とだけ言ってて。

私も数日後にはそんなことはすっかり忘れていた。

 

 

 

 

ある日、マネージャーからの電話に出ると

超〜神妙な声で

「今日か明日、時間作れるか?」と聞かれる。

 

 

えーっ休みだから出かけたくない!

グータラしてたい!

 

 

って思ったけど、あまりにも押し迫ったような声で言うから気になって。

「何でですか?」と聞くと

「会ったら話すから。」というので、翌日の夕方に待ち合わせの喫茶店へ向かった。

上野のちょっとさびれた喫茶店で、店内に入ると既にマネージャーは待っていた。

 

 

席に着くと開口一番こう言った。

「驚くと思うけど、落ち着いて聞いてな。」

 

 

え、なに?

 

 

「ちょっとやばいことが起きた。

お前の実年齢がバレて、雑誌に出ちゃう。」

 

 

えっ!えっ!ど、ど、どういうこと?

 

 

「年齢を誤魔化してることが雑誌に掲載されちゃうんだ。

雑誌名は、フライデー。」

 

 

えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!

雑誌って、フライデーのこと???

ちょっと、いや、かなりの影響力ある雑誌じゃない!

どうしよーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!

 

 

頭が真っ白になった。

 

 

これまで3つ年齢を下げてたことが

あっという間にみんなに広まるってことだよね?

 

 

嘘がバレるってことだよね?

 

 

しかもあの有名な雑誌ってことはあらゆる人に

みられまくるってことだよね?

 

 

めっちゃカッコ悪いというか、恥ずかしいじゃん!

 

 

っていうかそれよりもファンのみんなに何て言おう💦

って思ったら、これまで隠していた申し訳ない気持ちと焦りがどっと押し寄せてきた。

 

 

 

 

正直、年齢を下げてる子なんて山ほどいて。

私も事務所と話し合って3つ下げるのを当たり前にしていた。

 

 

人気が出てきた時に、年齢を誤魔化してることに

心が引っかかる気持ちはチョコチョコ感じていたけど、

でももうここまできたら仕方ないと思い、やり過ごしていた。

 

 

どうしよう・・・

どうしよう・・・

 

 

事務所も報告を受けてから

記事を取り下げてくれないかとお願いをしたり

あれこれ考えていたようだが、

うちは全くの弱小事務所。

それをどうにかする方法も、つても、何もなかった。

 

 

1週間後に迫る発売日まで、もうどうすることもできない。

 

 

私はこの焦った気持ちを聞いて欲しくて

時々遊ぶ程度のレースクイーンの友達に

「ねぇどうしよう・・・」と半泣きで電話をすると

「えーーー!やばいじゃん!っていうか、記事見て

自分じゃなくて良かった〜って思う子、いっぱいいると思うよ。

大変だけど、頑張って。」と言われ電話を切った。

 

 

一瞬「へ?」と時が止まる。

 

 

そういうことか・・・

彼女がそう言うってことは、その子もそう思ってるってことだよね・・・

っていうか、人ってそんなもんなのか・・・

 

 

慰めてもらいたくて電話したけど

逆に複雑な心境になってる私がいた。

 

 

 

 

家に帰り、母に泣きながら話すと

「そっかぁ〜。」とただただ私の焦る気持ちを黙って聞いている。

 

 

その後父が帰宅をし、神妙な雰囲気を察したようで

「どうしたの?」と聞いてくる。

「・・・・・ってことで年齢ごまかしてたのが雑誌にでてバレちゃう。どうしよう。」

と言ったら。

 

 

「逆に良かったじゃん!!」と言いだすではないか。

 

 

良かったってなんだよ‼️

こっちはこんなに悩んでるのに💢‼️

ムカついた私の気持ちはお構いなしに続けた。

 

 

「だって、それが本当のことでしょ!」と笑った。

「嘘が分かった方が、とこちゃんの気持ちがすっきりするじゃん。

だから本当のことを知ってもらって良かったんじゃない?」と。

 

 

そっか・・・

言われてみたらそうだよね・・・

ただ事実が知られるだけってことか・・・

 

発売まですっごい怖いけど

発売された後も想像したらすっごく怖いけど

でも、お父の言う通りかも

 

ここを超えたらどうにかなるかもしれない・・・

スッキリする時が来るかもしれない・・・

 

 

単純な私はそう思い、少しだけ心が落ち着いた。

 

 

 

 

そして金曜の発売日。

何をどう書かれてるかも分からなかったから

それもまたドキドキしていたけど。

 

 

実際に発売された記事を目の当たりにしたら

もう覚悟がついた。

 

 

ページをめくると『3歳サバ読み!年齢詐称!!』

とデカデカ書かれててショックを受ける。

けど読み終えた時、「もういいや!」ってなった。

 

 

近所のおばさんの話が、そのまま記事に書かれていたので

近所に聞き込み調査にきていたんだ!!というのも

そこでようやく繋がった。

 

 

「小さいころからイタズラばかりしてる元気な子でしたよ!」

 

「確か、うちの子と同級生だから、今年30歳になるはずよ!」

 

そう言うコメントがそのまま載っていた。

 

 

 

 

発売日から私のホームページの掲示板には

ファンの人からのコメントが沢山つき。

「びっくりしました。」

「3歳サバ読んでたんだね!」

とまんまの感想を書いてる人もいたし。

 

イタズラな書き込みももちろんあった。

 

 

けど、

「僕と同級生だったのか〜!嬉しいな!」

「そんなのよくあることでしょ、気にしないでね!」

「あなたはあなたのままだから」

などと励ましのコメントもいっぱーーーいあって。

 

 

私は掲示板を見ながら泣いた。

 

 

ありがとう。

優しいひとばっかりでありがたいなって。

 

 

だから私は自身のホームページに

「記事を見てびっくりしましたよね。

今まで嘘をついててごめんなさい。

ずっと誤魔化してたこと、心苦しく感じていました。

本当にごめんね、そしてありがとう。」

そんなようなことを書き記しました。

 

 

するとある人が「30歳か、ババアだな!(笑)」とジョーダンめかして言い出し、

チャットでは「ババア」言葉が飛び交って盛り上がる。

 

 

わざとそう言ってくれてるのが分かった。

みんなもそれに乗って、明るく盛り上げてくれてるのが分かった。

だからすっごくありがたかった。

 

 

「ババァ万歳!!」

 

 

そこからそれが合言葉のようになっていった。

 

 

みんなのおかげで、ジョークでかわせ、

私のこのショックはあっという間に癒えていった。

 

 

ありがとう、みんな、本当にありがとう。

 

 

 

 

 

つづく・・・・・

 

 

 

 

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