スイス連邦統計局(FSO)は12日、
昨年の10~24歳の入院理由の1位が
初めて精神疾患になったことを報じました。
ただ、その数値は偏っていて、
10~14歳の精神疾患 による入院の割合が
女性は前年比52%増であるのに対し、男性は 6%増。
うつ病 の若年女性が前年比42%増となっているのに対し、
同世代の男性では 14%増と、圧倒的に女性が多いのです。
『女性のうつ病のリスクを高める FEDORA』
うつ病は もともと女性の方が多い傾向にあるのですが(男性の約2倍)、
長鎖ノンコーディングRNA (IncRNA)が関係しているのかもしれません。
関連記事:
スパイクタンパク質が、
ヒトヘルペスウイルスを再活性化させることで、
うつ病にも影響をもたらすという話をしてきましたが、
他にも興味深い論文があります。
(論文)
(記事)
『SARS-CoV-2 スパイクタンパク質は、
脳の MAO 酵素に結合し、神経学的問題を引き起こす』
クロアチアの複数の機関の研究者たちが、
Sars-Cov-2のスパイクタンパク質が、
モノアミン酸化酵素(MAO)と呼ばれる
神経変性状態と関係する酵素に対して、
強い結合親和性を持っていることを示しました。
このMAOというのは、Wikipediaによると、
・セロトニン、メラトニン、ノルアドレナリン、
アドレナリンは主にMAO-Aによって分解される
・フェネチルアミン、ベンジルアミンは、主にMAO-Bによって分解される
・ドーパミン、チラミン、トリプタミンは、両者によって同程度分解される
とあり、人間の神経、精神の安定や情緒と関係する神経伝達物質を
分解する働きがあります。
要するに、神経を安定させるものも興奮させるものも、
すべて分解してしまうわけですから、
感情が無くなってしまうというような感じになるのでしょうか。
ファイザー社が、
組換えコロナウイルスの発明を特許として申請したのは、1990年。
「犬コロナウイルスのスパイクタンパク質遺伝子治療に関する特許」
(2010年に失効)ですが、
32年前に丹精を込めて創られたワクチンは、
人間の何もかもを壊すように、よく考えられています。
関連記事:つくづく考えられたワクチン