心地の良い住まい力を引き出す
建築士×レジデンシャルオーガナイザー
永瀬絵美です。
独立前の会社員時代の事です。
転職を複数回して来たのですが、
仕事を辞める度にホッとして気が緩むのか、
決まって身体を壊して寝込んでしまう私。
「なんで毎度懲りずにこうなるんだろう？
就労中は風邪一つ引かないのに…。」
気が緩むと不調が出るという事は、裏を返せば、
就労時に心身ともに相当な負荷が掛かっていた
という事です。
一体、何をそんなに頑張っていたのでしょうね。
◆限界を超えてもまだ尚…
深夜２時。超過勤務で睡眠時間は毎日３時間。
気力・体力的にキツくても、
「期限までに終わらせなきゃ。」と
睡眠時間や食事を削ってまで頑張る。
ちょっと嫌な事や嫌な人が巾を利かせても
「私さえ我慢していれば上手く行くから」
と、グッと堪える。
後から入って来た人が私より年収２００万円高くても、
同じ立場の子と「ズルいよね」と傷を舐め合いながら、
建築士として同じ責任を背負いながら
役割を果たしていく。
会社員時代は単純に精神力・体力の消耗や、
ジッと堪える系の頑張りが多かった。
そして、独立をして法人化してからは、
会社員時代と同じ頑張りはモチロンの事、
「代表」としての責任、お金や経営の管理、
「女社長」目当ての攻撃やセクハラ。
本業以外で気張らなければならない事が増え、
ずっと拳を握りしめて歯を食いしばって来ました。
それでも、まさか悪い人はいないと信じて
（正常バイアス掛ける事で平常心を保っていたんだと思う）
私利私欲のために、私を利用するのが目的の輩にさえ、
「頑張ります！」
なんて言って頑張って来ました。
自分の持つ能力や管理可能な業務範囲を超えて。
おそらく、私たち昭和４０年代生まれは、
努力とド根性が称賛された世代。
だって流行っていたアニメが、
「エースを狙え」「アタックNO．１」ですもの。
スパルタ教育でビシバシ顧問にやられてもやられても、
ミッションを遂げるまで立ち上がるのが美徳。
確かに、私が中学生の時の部活動では、
毎日腹筋＆背筋１００回、
３ｋｍ持久走で１３分を切らないと走り直し、
夏は数時間に１回しか水を飲んではいけない。
それでも誰も何も文句も言わずに成し遂げる日々。
それを仕事に持ち込んでいました。
あの頃は細胞も体力もゲージMaxの１０代。
今は・・・無理でしょう(笑)
努力は無理目なコトをやみくもにするのではなく、
自分の特色や持ち味を活かしあえる環境を
整える方に努力すべきでした。
今回はそんな無駄に心身ともに、
１０年掛けて消耗してしまったために、
ドラクエで言うとHP・MP共に０に近い状態です(笑)
↓HPとMPってなあに？↓
★現実世界のHPとMPを非常に上手く言い得ています
(成功するインターネットビジネスの始め方～ヨースケ公式ブログより)
今はまさに建設業と法人を“辞めた”タイミング。
じわじわと寝込む“何か”が迫りくる気配満々です。
騙し騙し、休息を基本にしつつ、
ご依頼が来たら応える方式を取って来ましたが、
今月で全てが完了します。
多分、これ以上無理をしたら
マジで命に関わると感じています。
努力とド根性世代の弊害ですね。
若いころは良いけどある程度になったら、
無理な努力や根性だけで成し遂げるなんて、
何も良い事なんてありません。
もう頑張れないし頑張りたくもないです。
これからはホッとしても寝込まぬよう、
仕事も人脈も活かしあい高め合えるモノに絞り、
身体にもココロにも優しく生きようと決心しました。
８月はゆっくり療養いたします。
自分に手を差し伸べられるのは自分だけだから、
決めないとまた頑張っちゃうから(笑)
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