Stand by you every moment~1-4 | ナツコのブログ

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にのちゃんが大好きです。
かわいい大宮さんを愛でております。
大宮さんのお話(腐です///)なども書いております///♪

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大宮さんBL前提のお話です。

 

苦手な方はご注意を///。

 

 

 

 

 

 

こちらは本編になります。

 

プロローグからご覧くださいませ///♪

 

プロローグはこちら

「Stand by you every moment~プロローグ」

 

 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~

 
 

 

 

 

 

そんな風にいろんな話をしていたから話がつきなくて。

 

会話がすごく楽しくて。

 

僕の家も近かったから。

 

うちで飲みなおしますか?なんて言って家に誘った。

 

大野先生も。

 

そうだね・・・せっかくのニノの誕生日だしねって言ってくれて。

 

そのまま店を出てうちへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マンションについてエレベーターを上がり。

 

細い廊下を歩き角を曲ったとたん。

 

僕の足は止まった。

 

・・・だって。

 

 

 

「お誕生日おめでとう。」

 

 

 

そう言いながらあの人が。

 

バラの花束を持って待っていたから。

 

立ち止まる僕の後ろから・・・大野先生が覗き込み。

 

あの人と目が合う。

 

にこやかだったあの人の顔が真顔に変わったのは。

 

大野先生が僕の前に出て。

 

かばうようにして自分の後ろ手に僕を隠したのと同時だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大野先生につかまれた手首が痛い。

 

僕はその痛みを逃すかのように・・・そっと大野先生の背に触れた。

 

ゆっくりと大野先生が口を開く。

 

 

 

「待たせてしまったのに・・・悪いけど。」

 

 

 

多分刺激しないように・・・だと思う。

 

とても口調が静かで言い方が優しい。

 

 

 

「ごめんね・・・ニ・・・和は・・・俺のなんだ。」

 

「・・・。」

 

 

 

一瞬ドキッとしたけど・・・でも。

 

そう。

 

これは・・・あの人をあきらめさせるための言葉なんだと理解する。

 

 

 

「ちゃんと俺が愛するし。」

 

「・・・。」

 

「何があっても俺がそばにいて守る。」

 

「・・・。」

 

「幸せにするから・・・和の事はあきらめてください。」

 

「・・・。」

 

「お願いします。」

 

 

 

僕の手首を握る指に力がこもっている。

 

大野先生も緊張しているんだって。

 

そう感じて。

 

僕の緊張も増す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ずいぶんと下手に出る言い方をしているけど。

 

多分これが・・・最善なんだと。

 

僕もそう思った。

 

それでももし・・・襲い掛かってこられたら。

 

僕は大野先生の前に出てかばうつもりだった。

 

大野先生みたいな脳外科のスペシャリストを。

 

僕のこんな出来事で傷つけては絶対にいけない。

 

僕は・・・何があっても大野先生を守るつもりで。

 

あの人の気配をさぐっていた。

 

ただ・・・この人からは。

 

いつもそうなんだけど。

 

暴力的な感じは受けたことがない。

 

強引さがないんだ。

 

そこが・・・実は僕が。

 

警察に訴え出ない理由の一つでもあったんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その人は。

 

大野先生が言った事を。

 

理解しようとしているのか。

 

眉根を寄せ・・・じっとしている。

 

それが・・・あまりにも長すぎて。

 

だから・・・何か言おうとしてちょっと僕は動いた。

 

でも。

 

大野先生はぎゅっと・・・その指で手首を握って僕を制する。

 

どれくらいの時間が経ったのか。

 

ゆっくりと・・・その人が顔をあげ。

 

言葉を発した。

 

 

 

「二宮さん。」

 

「・・・はい。」

 

「その人のこと・・・好きなの?」

 

「はい。」

 

 

 

ここは即答の方がいいだろう・・・と思い。

 

間髪入れずに言った。

 

 

 

「僕よりも?」

 

 

 

そう聞かれて・・・とまどう。

 

そもそも・・・この人のことは。

 

好きでも何でもなくて。

 

さらには・・・当たり前だけど付き合ってたわけでもない。

 

だから・・・僕よりも?という質問は。

 

おかしいんだけど。

 

・・・でも。

 

 

 

「はい・・・ごめんなさい。」

 

 

 

その僕の声を聞いて。

 

ポトン・・・と持っていた花束を下に落すと。

 

そのまま・・・トボトボとその人がこっちへと向かって来た。

 

大野先生と僕の体に緊張が走る・・・けど。

 

身動きしないで・・・僕達のそばをすり抜けて行くその人を見送る。

 

そのまま・・・エレベーターの音がして。

 

ゴトン・・・と動きだしても。

 

しばらく僕達は動く事ができなかった。

 

恐怖・・・というよりは緊張。

 

それで身体がこわばっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまま結局・・・僕は自分の家へは上がらず。

 

身一つで病院から歩いて数十分の大野先生の家へと・・・転がり込んだ。

 

あの人は納得してくれたようにも思ったけど。

 

家がばれてしまった以上はやっぱり怖くて。

 

さすがに一人ではもう家には帰れない。

 

大野先生も心配でたまらない・・・と言ってくれて。

 

自分一人で住むには広すぎるマンションだから・・・と言って。

 

いわゆるルームシェアを提案してくれた。

 

それから一度も家には帰っていない。

 

僕の荷物は全部あとで引っ越し業者に運んでもらったから。

 

 

 

.

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく