大宮さんのBL恋物語です。
全編ニノちゃん語りです。
毎日20時のアップ予定です。
楽しんでいただけたら嬉しいです♡
では・・・どぞ///。
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それから・・・1か月ほどが経った今日は。
彼女たちのミニアルバムの発売を記念してのお渡し会の日だった。
ライブも握手会もしばらくこっちではなかったので・・・久しぶりの会えるタイミングだ。
そこで少しおしゃべりする時間があるらしく。
「ちょっと緊張する。」
「大丈夫よ大野さん。いっぱい練習してきたんだから。」
「ぅん・・・。」
これから行ってくる・・・というタイミングで。
店に来た大野さん。
ソワソワしすぎて気持ちが悪い・・・と言う///。
まあ無理はしないで・・・と言って。
レジから身を乗りだした俺は・・・その背をトン・・・と叩いた。
そう。
これまでの1か月・・・大野さんは。
バイトしている俺のところへ来ては・・・おしゃべりの練習をして///。
時々・・・俺のバイト終わりまで待って。
二人待ち合わせして・・・あのファミレスでさらなる特訓をしたりしていた。
ファミレスで。
向こう側に座っている女性をチラ見して。
もしあの人と話すなら・・・という設定で話のタネを探す・・・とか。
そんなこともやって///。
徐々におしゃべりが上達していく大野さん。
もう・・・かずちとのおしゃべりも普通にできそうだった。
って言うか全然普通に俺を頼る大野さん。
俺はもう乗りかかった船的な感じで・・・大野さんの練習に付き合っていたけど。
毎回ちゃんと・・・ファミレスでの食事をごちそうしてくれる大野さん。
そういうところ律儀だなって・・・そう思う。
さらには・・・俺にかなり感謝しているようで。
この間はVIVANTの一番くじをしてきたからっていって・・・テントのキーホルダーをくれたり。
ドラえもんのガチャがあったから・・・と言っては俺に目印チャーム?をくれたりする。
なかなか細やかで・・・そして優しい。
帰りだって・・・俺と大野さんは反対方向なんだけど。
俺の方の電車が来るまで待っててくれて・・そしてちゃんと見送ってくれる。
そういうとこサラリとやってくれるところ・・・けっこうなイケメンだと思っている。
優しくすることを照れずにできる関係になれたら。
もしかしたらすごい男前を発揮する人なのかもしれない。
・・・と。
松兄がやってきた。
「おう智。元気か?」
「元気じゃない。」
「・・・どうした?」
「松兄・・・大丈夫です。この人緊張してるだけなんで。」
「緊張?なんでまた・・・。」
「言ったってわかんないよ。おいらの気持ちなんて。」
「なんだよその言い方。まるで俺が・・・」
「行ってきます。二宮氏。いろいろ・・・ありがとう。」
「うん。がんばってね。」
「・・・ぅ・・・ん・・・。」
「ぁ・・・ううん。がんばりすぎないでいいから。だってチャンスは今回だけじゃないしさ。」
「・・・うん。」
そういうと・・・少しほっとしたのか。
柔らかい表情になり・・・まだ何か言っている松兄のことは無視して///。
店を出ていった。
なんだよあいつ・・・なんて言いながら。
口をとがらす松兄。
そういうところちょっと・・・大野さんに似てる・・・///。
つづく