大宮さんBL前提のお話です。
苦手な方はご注意を///。
こちらは本編になります。
プロローグからご覧くださいませ///♪
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「Stand by you every moment~プロローグ」
〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜* 〜*~
でも・・・僕にも落ち度があるんじゃないか・・・と言われそうで。
だって看護師と患者の家族だから。
それに大物政治家の息子となると・・・僕の方が立場が弱いような気がして。
相談されても困るかな・・・と思ってみたり。
それに病院としてはあまり表沙汰にしたくないことだろうな・・・と思ってみたり。
それで。
すごく悩んでいて。
さらには・・・男が男にストーカーを受けている・・・という事が。
どうしても・・・世間的にどうなんだろう・・・と思ってしまって。
もっとハッキリと僕が拒否すればいいだけの話だし。
それに・・・具体的に何をされた・・・と言っても。
待ち伏せされて一緒に駅まで帰っているだけでは。
やっぱりストーカーとは言えないんじゃないか・・・とか。
だってあの人は僕に指一本たりとも触れてないし。
だから・・・と。
誰にも相談できずに。
一人で悩んでいた。
例えば。
ハッキリと好きだ・・・とでも言ってくれれば。
ごめんなさい・・・と言って終わりにできるのに。
そういうこと・・・何も言わないから。
でも当たり前のように一緒に帰るから。
一緒に帰るだけなんだけど。
だからもう・・・どうしたらいいんだろう・・・と。
本当に悩んでいたんだ。
父親が大物政治家・・・というその息子。
僕は気にしなくてもきっと病院は気にする。
どうするのが最善なんだろう・・・ととにかく悩んでいた。
そんな時たまたま・・・帰りが一緒になって。
大野先生と病院を出た時があって。
その時に。
職員用出入り口のところに・・・いつものようにその人はいたんだけど。
大野先生と僕が一緒に出て行くのを見て。
さっと・・・逃げて行ったのが見えたんだ。
それで・・・そっか・・・こういう方法があったんだ・・・って思って。
その次の日も。
上がり時間の同じ大野先生を待って。
一緒に駅まで帰った。
夜勤シフトを一つはさんで。
その一ヶ月は・・・たまたま大野先生とほぼほぼ勤務シフトが一緒だったから。
その次の日もその次の日も一緒に・・・大野先生と時間をあわせて帰って。
もうその時は・・・その人の姿が見えなかったから。
もう大丈夫だ・・・って思って。
もっと早くにこうすればよかった・・・ってほっとして。
これでもうストーカーにおびえなくて大丈夫だって思ったんだ。
でも。
そう思ったのも束の間で。
それから数日後に・・・院内ピッチで呼び出しを受ける。
お客様がおみえです・・・と言われ。
誰だろう・・・と思いながらあわててロビーに行くと。
なんと。
その人がロビーで僕を待っていた。
まさか・・・院内に入って来るなんて。
さらには・・・僕を呼びだすなんて。
それでも周りに人がたくさんいる状況に・・・安心はしながらその人へと近づく・・・と。
こっちへ来て・・・と言われ。
柱の影へと導かれた。
不思議なくらい穏やかに話が始まる。
やっぱり僕の体には触れない。
でも・・・内容はもう支離滅裂だった。
なんか・・・ね。
どうして僕を避けるの?とか。
あんな男は君のためにならない・・・とか。
僕が君を守るから・・・とか。
なんか・・・訳わかんなくて。
これはかなりヤバイ・・・と思って。
とにかくこの場は何事も起きないようになんとか収めて。
あとで本格的に誰かに相談しよう・・・と思っていた・・・ら。
すっと・・・僕とその人の間に割って入って来る白衣の人影。
え・・・と思って覗き込むと眼の前に。
大野先生が・・・いた。
「どうした。」
「ぁ・・・。」
「・・・。」
ただならぬ雰囲気を感じ取ったのか。
真顔の大野先生。
どうした・・・と言う声が。
聞いた事ないことないくらい低くて。
まるで・・・怒られてでもいるかのように一瞬で血の気がひく。
その人も・・・大野先生のその声に圧倒されたのか。
黙ったままだった。
「オペが始まるぞ。」
「・・・は・・・ぃ。」
オペなんてない。
だってもう。
勤務時間は過ぎていたから。
でも僕は・・・大野先生の言う事にはい・・・と言って。
そのまま・・・その場を大野先生と一緒に離れた。
ずんずんと無言のまま歩く大野先生。
僕はなぜか・・・怒られているような気分になり。
だって声・・・怖かったから。
だから少し不安な思いのまま・・・先生のあとをついて行った。
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つづく